湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

とある黒歴史

大掃除をしていたら、学生時代の研究発表レジュメが出てきた。あまりにも阿呆な内容に頭痛がしたので、敢えて筆誅を加えて晒し、今年の締めくくりとする。 用例に「温泉」が多出するのは、研究室の友人たちと温泉に出かけた後で、浮かれていたからだろうと思…

ねこたま日記(2024年12月30日)

こんにちは。 今日の画像は「ぶるぶるどーぶつ」というゲームアプリのもの。 一見、ほのぼのとしたゲームなのだけど、お世話を怠ったり、金欠でご飯を食べさせられなくなると、育てている「どーぶつ」が容赦なく死ぬという、鬼畜仕様になっている。 大抵の育…

今年の読書と視力…

「年間300冊を絶対に超えない」ことを目標にしてたのに… やってしまった… Kindle本だけで、300冊を超えている。 紙の本はカウントしていないけど、それなりに読んでいた。 (_ _).。o○ 昨年末より、明らかに視力が落ちている。 午前中のかすみ目も、だいぶ酷い…

ねこたま日記(2024年12月29日)

こんにちは。 一泊二日の実家帰省から、昨夕帰宅した。 久しぶりの東北の冬の寒さは、想像以上に骨身に沁みたけれども、風邪を引くこともなく無事に帰って……これなかった。 夕方の新幹線はやぶさの指定席を取ってあったのだけど、発車20分前くらいにホームに…

ねこたま日記(12月27日)

こんにちは。 長女さんと二人で新幹線(やまびこ)に乗っている。 一年半ぶりの実家帰省。 末っ子は友人と二人で先に到着している。午後から実況者さんのライブを見て、夜に実家で落ち合う予定。 息子と亭主は留守番。 (_ _).。o○ 昨日、「光る君へ」を最終回…

雪と花と友と白髪と…(和歌メモ)

読書するときに、傍らに推しぬいを置くと、なぜか集中力が持続する。たぶんこれが「推し」というものの効果なのだろう。お洋服、増やしてあげないと。 数日前に、和歌四首の記事を少し書いて、AIイラストを添えたけれど、踏み込みが足りず消化不良なので、も…

ホトトギスの鳴く頃に…(和歌メモ)

(この画像は、一応、慈円の和歌を元に作ったAIイラストですが、もはやツッコむ言葉もありません…) 今日は、慈円のほととぎすの歌について。 正治百首歌奉りける時 前大僧正慈鎮 五月雨の雲間の軒のほととぎす雨にかはりて声の落ちくる (さみだれの くもま…

夢で逢いましょう(和歌メモ)

「古今和歌集」の巻第十二、恋歌二は、有名な夢オチの歌から始まる。 題しらず 小野小町 思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを 古今和歌集 552 彼のことを思っていたから、夢で会えたのだろうかと、小野小町は考えたらしい。 「夢と知…

春、花、夢、恋…古今和歌集と英訳(とAIイラスト)

雪の木にふりかかれりけるをよめる 貫之 冬ごもり思ひかけぬを木の間より花と見るまで雪ぞふりける (ふゆごもり おもいかけぬを このまより はなとみるまで ゆきぞふりける) 古今和歌集 巻第六 冬 331 【若干踏み込んだ意訳】 冬の寒さを厭うて、ずっと家…

読書メモ…「王朝貴族物語」

和歌解釈や過去日記の転載作業に少し疲れた(飽きたとも言う…)ので、読書で小休止することにした。 山口博「王朝貴族物語」講談社現代新書 奥付に「一九九四年六月二十日 第一刷」とあるので、出版されてすぐに、亭主が買ったのだろう。 私は読んだ記憶がな…

ねこたま日記(12月19日)

こんにちは。 だいぶ寒くなってきた。 といっても、令和の埼玉の冬の寒さは、生まれ育った東北の冬ほどじゃない。霜焼けになどならないし、寒風で耳がちぎれるほど痛いなんていうこともない。 幼いころの冬の思い出は、思い出の中だけなら懐かしいけど、前が…

天然のライトアップに輝く滝…拾遺愚草、藤原定家の歌

(↑日本にこんな滝はないというツッコミは、AIイラストアプリ「Designer」にお願いします) 滝間月 やはらぐる光そふらし滝の糸のよるとも見えずやどる月影 (やわらぐる ひかりそうらし たきのいとの よるともみえず やどるつきかげ) 拾遺愚草 藤原定家 【…

ねこたま日記(12月17日)

こんにちは。 ぬい活は順調だ。☺️ 写真のかぼちゃ服は、Yahooフリマで取り寄せた。 送り主様はゆうパックで即日発送してくださったのに、届くまで5日もかかったので、どうしたのかと思っていたら、取り扱い郵便局が沖縄県宜野湾市になっていた。国内でも、…

ねこたま日記(12月16日)

こんにちは。 ぬい活を楽しみつつ、好きな古典文学を読み味わい、雅楽に親しむ日々が続いている… などと書くと、なんとも優雅な老後の暮らしという感じだけれど、私のやることだから、優雅になどなるはずもない。 老眼で霞む視界に苛立ちながら目を皿のよう…

秋風に答えぬ萩の葉と、姉と妹…更科日記

今回は、「更科日記」で詠まれている、萩の葉と笛の音の歌について。 作者の菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)は、菅原道真から五代後の子孫だという。 上総介(かずさのすけ)だった父と義母と姉とともに赴任地(いまの千葉県)に下って暮らしてい…

ねこたま日記(12月12日)

こんにちは。 今日は通院等の予定がないので、推しぬいと一緒に、午前中から古典に没頭している。 今日のミッションは、「宇津保物語」から、笛の音色を詠んだ和歌を見つけ出すこと。 雅楽といえば、横笛や篳篥、笙の笛の印象が強いけれど、笛を詠んだ和歌は…

秋風の音は鎮魂の奏楽…後撰和歌集、よみびとしらずの歌

よみびとしらず 風のおとの限りと秋やせめつらむ吹きくるごとに声のわびしき (かぜのおとの かぎりとあきや せめつらむ ふきくるごとに こえのわびしき) 後撰和歌集 巻第七 秋下 421 【語釈】 かぎり…時間的な限界。最後。臨終。 せむ…責める。せきたてる…

ねこたま日記(12月10日)

こんにちは。 今日は夕方から歯科の予約があったので、絶対にすっぽかさないようにと、朝からものすごく緊張していた。 KindleとiPhoneに、それぞれ二重にアラームを仕掛けていても、何かに没頭していると、あっさりシカトしてしまう。 読書や調べ物をして考…

君のかわりに秋の風吹く(額田王、万葉集)

今回は、額田王と鏡王女(かがみのおおきみ)の歌。 額田王は、天武天皇の妃だけれど、天武の兄の天智天皇とも恋愛関係にあったらしいと言われている。 鏡王女は、天智天皇の妃だったけれど、後に藤原鎌足の正妻になった女性。 額田王の父親が鏡王であるため…

ねこたま日記(12月7日)

こんにちは。 月曜日にAmazonに頼んでいた「推しぬい」が、さっき届いた。 届くのが楽しみすぎて、今日はお昼からずっと服をちくちくと縫っていた。 シャツとパンツと、ショルダーバッグと、スカーフ。 正直、私に裁縫の才能は全くない。 これまでの人生で、…

ねこたまダメダメ日記(12月6日)

三つ子の魂百までというけれど… うっかり物忘れする性分は、いくつになっても変わらないものらしい。 (_ _).。o○ 昨日は朝から鬱々としていて、何もする気が起きなかったのだけど、こんなことじゃダメだと思い、ベッドの上で万葉集や古今和歌集をひっくり返し…

和歌をとどめる浜千鳥…(古今和歌集)

今回は、古今和歌集のよみびとしらずの歌。 忘られむ時偲べとぞ浜千鳥ゆくへも知らぬ跡をとどむる (わすられむ ときしのべとぞ はまちどり ゆくへもしらぬ あとをとどむる) 古今和歌集 巻第十八 雑下 996 【普通の意訳】 どこへ飛び去っていくのか分からな…

ねこたま日記(12月3日)

こんにちは。 この季節は、油断すると、すぐに鬱に捕まって動けなくなるので、本当に面倒だ。 つまらない鬱屈を拾ってつまづかないように、慎重に行こう。 (_ _).。o○ 一昨日は、末っ子(大学二年)と一緒に教会学校に行ってから、ショッピングモールの手芸屋…