こんにちは。
今日は夕方から歯科の予約があったので、絶対にすっぽかさないようにと、朝からものすごく緊張していた。
KindleとiPhoneに、それぞれ二重にアラームを仕掛けていても、何かに没頭していると、あっさりシカトしてしまう。
読書や調べ物をして考え込んでいる時が最も危険なので、今日は歯科が終わるまでは和歌関連には近寄らないようにして、お裁縫をすることにした。
推しぬいを愛でることを、「ぬい活」というらしい。
うちの子は、20センチサイズで、狼っぽい耳としっぽがついている。
しっぽはマグネット式で着脱可能なので、お洋服を着せるのに邪魔になることがない。
先日縫ったシャツは薄手で、この季節だと寒そうなので、今日はベストっぽいのを縫って、重ね着着せてみた。
自分で作った型紙に不備があって、だいぶ不恰好になってしまったけど、とりあえず暖かそうだから良しとする。
推しぬいの型紙の作り方をYouTubeで公開している方がいたので、ちゃんと見て勉強させてもらおうと思う。
お正月までにはズボンも冬物にしてあげたい。
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縫い物をしながら、矢野顕子と上原ひろみのアルバムを聴いていた。
その中の一曲が、グローバー・ワシントン・Jr.の「Just The Two Of Us」のカバーだったのだけど、甘やかでロマンチックなオリジナルとは、見える風景が全然違っていた。
魔界とか火星とか、およそ生存に適さない環境に、たった二人で放り出された恋人たちが、想像を絶するような敵の軍団と死闘を繰り広げて、崖っぷちに追い詰められながらも辛うじて生き延びて天空に聳える城を目指す、という印象で、とてもラブソングには聞こえないのだ。
恋人に愛を囁いているというよりは、峻烈な宿命に臆せずに立ち向かえと叱咤しているかのような矢野顕子氏の緊迫した歌声と、眼前の怨敵に猛攻を叩きつける重戦士の如き上原ひろみ氏のピアノのせいだろうと思う。
とても好きだ。
また聞こう。
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歯科診察は、すっぽかすことなく、無事に行けた。次の予約日は、クリスマスイブ。忘れないように、あちこちに貼り紙をしておこう。
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夜は、古典をいろいろと読み漁った。
Kindle Unlimited(読み放題)で利用できる、「宇津保物語」のダイジェスト版。主要な章段と現代語訳、分かりやすい解説がついている。
学生のころに、岩波古典大系の全編を上っ面だけ走り読みしているけれど、ややこしい物語なので、ほぼ記憶に残っていなかった。概要だけでもつかみたいというときは、角川のビギナーズ・クラシックスはとても便利でありがたい。
あとは、「更科日記」を少し。