古典
こんにちは。 サムネ用ふにゃもらけ、今日はなんとなく富士山にしてみましたが、よく見ると、季節が混じっちゃってました。まあいいか。 昨夜は11時くらいに眠って、朝目が覚めたら7時過ぎてました。 いつもより、1時間も遅い起床。 睡眠導入剤を飲んでい…
朝の御挨拶 秋? おはようございます。 寒いっ と思ったら、今朝の気温は13度くらいのようです。 冷えが、つらいです。(T_T) ついこの間まで猛暑だったのに、あたたかな季節が、もう恋しくなりつつあります。 Florabeat 和歌をうたう歌姫 というわけで、お友…
おはようございます。 昨日は快晴でしたが、今日は雨が降っています。 台風は過ぎ去っていきましたが、各地の被害のひどさに言葉が出ません。 おとといの夜の不安が尾を引いているのか、身体がどんより重いです。携帯電話が頻繁に警報を鳴らすのが、なかなか…
朝の挨拶と健康観察 おはようございます。 今朝も挨拶から書き始めてみます。m(. .)m 昨日の外出予定は、結局キャンセルしました。めまいがあったので、こりゃやめたほうがいいだろうと。 楽しみに通っている習い事なので、残念でしたが、このごろは少しばか…
Twitterで、恐ろしいタコ焼きを見た。 なんだか凄いことになっちゃったぞ「たこ焼きなのに犬神家の一族」「クトゥルフ焼き」 足がニョロニョロ飛び出す“たこ焼き”が衝撃の姿だと話題に https://t.co/bAFB3TQ2sG @itm_nlabから pic.twitter.com/ExMaeiKnnv — …
今日はゆっくり過ごそうと思っていたのに、昨夜遅く、ふとカレンダーを確認したら、早朝から息子の歯科治療と予定が書き込まれていた。 息子の診察券を引っ張り出してみると、たしかに今日の日付が書いてある。 予約があるなら、行かなくちゃいけない。息子…
あいかわらずの不調。 得たいの知れない極度の不安。 数十秒に一回、何かに「ぎょっ」とする感じ。 特定の音に過敏。とくに電話やドアのチャイム。 外出が、極度にしんどい。 食欲は少し戻ったけど、自宅に一人でいるときには、ほとんど何も食べられない。 …
古典 毎日五行以上、明治時代以前の文学・文章(翻訳物も可)を読むことを日課としはじめて、かれこれ数週間、わりと維持できている。よほど体調の良くない日でも、五行程度なら読めるからだ。 今日は、「枕草子」の第六段を読んだ。 まるでコントみたいに面…
なんか蒸し暑いしだるいし退屈なので、気晴らしに、「伊勢物語」の第五十段を、意訳してみた。 在原業平らしき「おとこ」が、浮気癖があるらしき「女」と、歌でバトルしている話だ。 古典の解釈としては大いに問題アリだが、私にはこういうふうに「読める」…
今日はめずらしく、「行けた?」男たちの歌である。 なぜ「?」というのがついているかというと、「出発」はしたけれど、目的地にちゃんと「到着」したのたかどうかが、どうもはっきりしないからなのだけど、それについては後述する。 今回とりあげる四首の…
前回、酔っ払って登場した大伴旅人氏は、実はあの歌を詠んで一年もしないうちに、亡くなっている。筑紫でだいぶ体を壊していたらしい。赴任早々、愛妻を亡くしたことも痛手だったのかもしれない。 今日の歌は、その死を悼んだ舎人が詠んだものである。 天平…
今回は「イケてない」もしくは「行けなかった」男たちの歌、第三弾。 もしかしたら、これ、シリーズになるかもしれない。 沙弥満誓歌一首 世間乎 何物尓将譬 旦開 榜去師船之 跡無如 (351) 世の中を 何に譬(たと)へむ 朝開き 漕ぎ去にし船の跡なきごとし よ…
今日のネタは「古事記」中巻、神武東征の話の途中にある、奇妙な歌。 前回の釈通観の歌に出てきて散々人を迷わせた「高城(たかき)」が、この歌にも登場する。 ただし、こちらの「高城」は、優雅に白雲が棚引いている山ではなくて、ちょっと血生臭い事情があ…
前回に引き続き、「イケてない」歌。 今回、「ゆきはばかって」いるのは、船上の旅人ではなく、「白雲」である。 釈通観歌一首 見吉野之 高城乃山尓 白雲者 行憚而 棚引所見 (353) みよしのの たかきのやまに しらくもは ゆきはばかりて たなびけりみゆ これ…
今回は、ちょっと地味系の歌を眺めてみたい。 学校の授業などで万葉集を読まされたころ、「こんなつまんない歌のどこがいいわけ?」といいたくなるような歌、結構見かけなかっただろうか。私は見かけた。たとえぱこんなの。 日置少老歌一首 縄乃浦尓 塩焼火…
前回、「古事記」から、日本武尊(やまとたけるのみこと)の断末魔の歌を引用した。 その歌のなかで、「乙女」のベッド脇に「つるぎのたち」を置いてきた、ということを、日本武尊が名残惜しげに訴えていた。その「乙女」とは、「美夜受比売(みやずひめ・宮簀…
以前の記事で引用した、大友家持の歌が気になっている。 夢のごと 思ほゆるかも はしきやし 君が使の 数多く通へば (万葉集 巻4 787) 久須麻呂くん(藤原久須麻呂、藤原仲麻呂の息子)の使いがしょっちゅう来ることに対して家持くんが「夢のように思えるよ」「…
次の三首は、巻四の「相聞」の末尾近くに載っている歌である。 作者は、大伴家持。送った相手は藤原久須麻呂という男性。 大伴宿祢家持報贈藤原朝臣久須麻呂歌三首 春の雨は いやしき降るに 梅の花 いまだ咲かなく いと若みかも(786) はるさめは いやしきふ…
死と表裏一体の恋というのが、あるらしい。 戀尓毛曽 人者死為 水無瀬河 下従吾痩 月日異 (598) こひにもぞ ひとはしにする みなせがわ したゆあれやす つきにひにけに 《ひどい意訳》 いつのまにか、物が食えなくなっていた。 誰にも言えない。家族にも。 …
万葉集には、「死」という言葉が詠み込まれた歌が五十首近くあるようだ。 四千五百首以上もある歌のなかの五十首を、多いとみるか、少ないと感じるかは、人によりけりだろうが、私は意外に少ないのだなと思った。直情的に「もう会えない! 死ぬ!」とか「苦…
ネットを探索していて、こんな情報を拾った。 「日本最古のゲイのエピソードは、『日本書紀』の中にある」 それはぜひとも原文を見物しなければ。 「神功皇后紀摂政元年」の記事であるとのこと。 亭主の書庫にあった岩波古典体系(旧体系)「日本書紀 上」の、…
前から気になっていることがあった。だけど調べてみても、分からなかった。それで、亭主に聞いてみた。 「ねえ、聞きたいんだけど」「なんや」「万葉集の時代に、ゲイの人っていたの?」「え?」「古い時期でわかんなかったら、桓武帝のあたりでもいいんだけ…
今日も万葉集の巻十二より。二首。 我背子之 朝明形 吉不見 今日間 戀暮鴨 (2841) わがせこが あさけのすがた よくみずて けふのあひだを こひくらすかも 朝烏 早勿鳴 吾背子之 旦開之容儀 見者悲毛 (3095) あさがらす はやくななきそ わがせこが あさけのす…
今日は再び万葉集。巻十二。 前回の伊勢物語の軽薄ナンパ男の歌に食傷したから、もう少し純な歌を。 妹門 去過不得而 草結 風吹解勿 又将顧 一云 直相麻弖尓 (3056) いもがかど ゆきすぎかねて くさむすぶ かぜふきとくな またかへりみむ 一云 ただにあふま…
亭主と結婚して十五年くらいになるけれど、今日はじめて、我が家には「古今和歌集」が無いらしいことを知りました。 たしか今年は「伊勢物語」のゼミ持ってるって言ってなかったか? 冒頭、いきなり古今集の歌でてくるのに、手元になくていいのか? 職場には…
前回の家持の歌と同じ「あきされば」「天の川」「霧」をパーツに持つ歌は、けっこうあるらしい。 下の人麻呂の歌もその一つ。 秋去者 川霧 天川 河向居而 戀夜多 これがうわさの正訓表記だ。漢文と一緒で、字面で意味はなんとなく分かるけど、どう読むかが難…
たぶん、全部の歌に目を通したことはある。 でも覚えているのは、ほんの少しだ。 亭主にも聞いてみた。 「全部おぼえてる?」「万葉集? ちゃんと記憶しとるのは十分の一やね。見て思い出すので、半分ぐらい。万葉仮名で書いてあるのは覚えやすいけど、正訓…