湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

鎌倉殿の13人, 歴史音痴と大河ドラマ の検索結果:

ねこたま日記(近況など)

…濃 これは分かる。「鎌倉殿の13人」で、義時が八重さんに差し入れしていた信濃土産のなかに、「リンキン(林檎)があって、それについて書いたので、検索に引っかかっているのだと思う。あのドラマを見て「リンキン」が何であるのか気になった人が多かったのだろう。 dakkimaru.hatenablog.com https://dakkimaru.hatenablog.com/entry/2022/04/06/161140 かじってサトウキビ なんだろうと思ったら、万葉集シリーズの記事だ…

「鎌倉殿の13人」(16)伝説の幕開け(歴史音痴と大河ドラマ)

… さらなる蛇足。 「鎌倉殿の13人」の義経のキャラは、平野耕太「ドリフターズ」の義経に近いと思う。 DRIFTERS 缶バッジ 源九郎判官義経 ドリフターズ 「ドリフ」仕様の義経カンパッジ、ちょっとほしい。キャラは好きになれないけど。 そういえば、鎌倉時代関連のご当地キャラやマスコットを探してみたけど、頼朝のマスコットは、どうもあまりパッとしないというか、カッコイイキャラのものが見当たらない気がする。なぜだろう。ヒーローの要素がないからかな。 それに比べて、義経や義仲は、美化…

「鎌倉殿の13人」(15)足固めの儀式(歴史音痴と大河ドラマ)

…行徳がいかにして西夏の文字と出会い、敦煌の文献を守ったかのほうに、焦点が当てられていたように思う。 科挙に落第し、恋をも失った趙行徳を演じる、若かりし佐藤浩市は、「鎌倉殿の13人」の義時の姿に、ちょっと重なる。 「鎌倉殿」で後白河法皇を演じている西田敏行が、「敦煌」で佐藤浩市の上司・友人を演じているのも、なんだか面白いと思う。どちらも本当に若かった。映画を見ていた私も若かった……。 敦煌(新潮文庫) 作者:井上 靖 新潮社 Amazon 「鎌倉殿の13人」歴史音痴と大河ドラマ

「鎌倉殿の13人」(14)都の義仲(歴史音痴と大河ドラマ)

…いるシーンもあった。 タコは弥生時代にはすでに食べられていたらしく、平安時代には干物や熟鮓(なれずし)、鎌倉時代には焼きダコを食べていたという記録があるらしい(「延喜式」「厨事類記」などに記述があるというのをネットで見かけた)。 タコの熟鮓、いまも作られているのだろうかと思って検索してみたけど、残念ながら見つからなかった。 pcb サンマ 食品サンプル 秋刀魚 焼き魚 魚 食品 ディスプレイ nh7723 (一匹) pcb Amazon 「鎌倉殿の13人」歴史音痴と大河ドラマ

「鎌倉殿の13人」(13)幼なじみの絆(歴史音痴と大河ドラマ)

「鎌倉殿の13人」の第13回、「幼なじみの絆」を視聴した。 幼なじみの木曽義仲に対して、色恋抜きの忠誠を誓う巴御前の生き方に深く共鳴した義時は、江間の館で暮らす八重の元に戻り、幼ないころから抱いていた、ひたむきに慕う心をまっすぐに伝える。 もはや崇拝といってよさそうな純粋な思いを寄せてくる義時に比べれば、正妻と愛人の板挟みから逃れるために江間まで押しかけてきた頼朝の存在など、もはやゴミにしか見えなくなったとしても不思議ではない。 微笑む八重に「おかえりなさい」と言われ、自分の…

「鎌倉殿の13人」(12)亀の前事件(歴史音痴と大河ドラマ)

「鎌倉殿の13人」第十二回「亀の前事件」を視聴した。 時政の後妻の牧の方が、政子の権勢が自分を凌いでいくことへの嫉妬から、「後妻(うわなり)打ち」をやれとそそのかし、牧の方の兄(牧宗親)が政子の命を受けたという形で実行する。 牧の方としては、頼朝と政子の夫婦仲にひびが入るのを見物して溜飲を下げつつ、北条氏での自分の立場を政子よりも高めて、跡継ぎ問題などで優位に立ちたい、という程度の思いだったのかもしれない。 この後の歴史(牧氏事件とか)を思えば、牧の方という若い後妻の嫉妬と野…

「鎌倉殿の13人」(11)許されざる嘘(歴史音痴と大河ドラマ)

「鎌倉殿の13人」の第十一回、「許されざる嘘」を視聴した。 長い長い治承四年が終わり、翌治承五年の一月十八日、平清盛が、以仁王を匿った奈良の東大寺や興福寺を焼き尽くす。 その同じ治承五年の閏二月四日、清盛が病死する。 閏月というのは、太陰太陽暦で季節と日付を合わせるために、数年ごとに同じ月を重ねることをいうのだとか。 ということは、東大寺などが焼失した一月のあとに、二月があって、そのあとに閏二月がきたということだろうか。 暦法についての正確な知識がないので詳しい日数は分からな…

「鎌倉殿の13人」(10)根拠なき自信(歴史音痴と大河ドラマ)

「鎌倉殿の13人」の第十回、「根拠なき自信」を視聴した。 源義経は平治元年(1159年)の生まれだという。治承四年(1180年)に兄頼朝と再会したときの年齢は、二十歳ちょっと過ぎだろうから、長寛元年(1163年)生まれの北条義時より、ちょっぴり年上ということになる。 年下のはずの義時のほうが義経よりも若干大人びて見えるのは、してきた苦労の性質の違いもあるのだろうけど、持って生まれた性格が大きいように感じられる。そんな演出だった。 そんな義経が、性格的に多岐にわたってヤバい要素…

「鎌倉殿の13人」(9)決戦前夜(歴史音痴と大河ドラマ)

…なったけど、前回の「鎌倉殿の13人」の感想メモを書いた。 富士川の戦いで、平氏側の軍が仰天して撤退して行くまでの、頼朝周辺のさまざまな不協和音を、丁寧に見せられた回だったように思う。 坂東武者たちは頼朝の大義よりも、自分の所領を保全を何よりも重んじるという意向を隠しもしない。 甲斐源氏の武田信義も、頼朝を出し抜いて軍功を上げるための策に余念がない。 北条は完全な板挟みのポジションで、どっちつかずで流されやすい時政は、頼朝からも武田からも軽くあしらわれ、坂東武者たちからは突き上…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(8)いざ、鎌倉

…にはなりにくい。 「鎌倉殿の13人」の北条義時(小栗旬)も、これから次第に気持ちの悪い権力者になっていくのかもしれない。そうなったとしても、きっと脚本家の三谷幸喜さんは、きっと視聴者にとって魅力的な主人公として書くのだろうけど、大変だろうなとは思う。 ( _ _ ).。o○ 今回は、政子と頼朝との感動の再会シーンがあったけれども、頼朝が愛人の亀(江口のりこ)とイチャイチャしたいがために、政子の鎌倉入りを遅らせようとするなど、義時の胃に悪そうなエピソードが挟まれていたので、見て…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(7)敵か、あるいは

第七回「敵か、あるいは」を視聴した。 敵かどうか問題になったのは、上総広常(佐藤浩市)という武将。 Wikipediaの「上総広常」のページの冒頭には、 上総広常は平安末期の武将、豪族。 と書いてある。つまり、鎌倉時代には武将ではなくなっている。出番はだいぶ短そうだ。 ドラマのなかでは、二万もの軍勢を持つといわれる広常は、懐柔するためにやってきた平家側の梶原景時(中村獅童)と、頼朝側の和田義盛&北条義時を前にして、上から目線の日和見姿勢を取っていた。 上総広常は、平忠常を先祖…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(6)悪い知らせ

…aの記事による) 「鎌倉殿の13人」では、父の祐親によって頼朝と離縁させられたあと、家人の江間次郎(芹澤興人)に無理やり嫁がされ、すぐご近所の川向うにある北条館の庭先で、娘の大姫と遊ぶ頼朝を、未練がましく見つめる場面があった。 その八重の再婚相手の江間次郎は、別名を江間小四郎というらしい。 この人も「吾妻鏡」には登場せず、頼朝挙兵の治承四年(1180)に亡くなったようなので、たぶんドラマの中でも遠からず退場するのだろう。 北条義時もドラマの中では小四郎と呼ばれている。 そして…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(5)兄との約束

… まで※要ログイン#鎌倉殿の13人#小栗旬#片岡愛之助 pic.twitter.com/KOGOslREdm — 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) 2022年2月6日 吾妻鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) KADOKAWA Amazon 歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(1) - 湯飲みの横に防水機能のない日記 歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2) - 湯飲みの横に防水機能のない日記 歴史…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(4)

第4回「矢のゆくえ」を視聴した。 治承四年八月十七日、とうとう頼朝が挙兵する。 最初のターゲットは、野菜の嫌いなコオロギ野郎の山木兼隆(伊豆国の目代)と、野菜を粗末にするパワハラ野郎の堤信遠。 八月十七日は、三嶋大社の祭礼が行われる日だったという。 祭りで人の往来の多い牛鍬(うしくわ)大路を避けて、人目につかない蛭島(ひるがしま)通りを、こそっと行こうぜと、北条時政が提案すると、頼朝は、 「それはならぬ!」 と止めて、堂々と大路を進軍するように命じる。 ちなみに「吾妻鏡」では…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(3)

第三回「挙兵は慎重に」を見た。 伊豆北条館 今回は、伊豆北条館の全景を見渡せる場面があった。 館の周りが塀でぐるりと囲われている。 門の脇には物見櫓。 門の外側には何軒かの小屋が立っている。倉庫だったり、下働きをする人たちの住居だったりするのだろうか。 塀の内側、門の向かい側あたりに一番大きな建物がある。第一回目で時政帰還の宴会を開いていた建物だと思う。 他に、屋根が五つほど見える。 ドラマの中では、厨、倉庫(義時が種籾の勘定などの事務仕事をしている建物)、頼朝が匿われていた…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2)

第二回、「佐殿の腹」を見た。 歴史のなかで、私が一番興味があるのは、食生活、食文化だ。人の名前はさっぱり覚えられないけど、食べ物のことなら覚えやすい。 第一回の放映では、宴会シーンや厨のシーン、頼朝の食事シーン、おやつ立ち食いシーンなど、食べ物の出番が多かったので、ドラマそっちのけで膳や皿の上を凝視していた。 でも残念なことに、北条の館は昼間も薄暗いので、メニューをしっかり確認できなかった。 時代考証の方は、たぶんそういうところにも慎重に配慮されているのだと思うので、ファンブ…

歴史音痴と大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(1)

鎌倉殿の13人。 十三人、じゃなくて、13人。 なんで漢数字じゃないんだろう。 なんとなく、エヴァンゲリオンのサブタイトルのロゴみたいだ。 なんてことを思いつつ、数年ぶりにNHK大河ドラマを見始めた。 毎週決まった時間にテレビを見るなんて、粗忽な私には絶対に無理だから、あらかじめ、全部torneで予約してある。 それでも初回くらいは放映時間に見ようと思って、日曜の夜、居住まいを正してiPadの torneを開いたら、既にドラマのエンディングだった。 大河ドラマ、てっきり夜9時…