歩きすぎないようにしようと思っていたけど、年末ともなると、ポンコツ主婦であっても寝たきりではいられない。
目標の一日平均3600歩程度にはおさまらず、ちょっと歩きすぎてしまった。
結果、全身にうっすらとした筋肉痛が起きていて、しばらく消えていた手指の痛み……冷えた鉄の棒で骨をカーンと叩かれるようなやつ……が、戻りつつある。
筋肉痛は分かるけど、歩きすぎて手指が痛くなるというのは、どういうことなのか。
筋肉痛というのは、運動で筋肉に傷がつき、そこに白血球が集まって炎症を起こすことで生じるものだという。
炎症が起きると、ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなどの物質が生成されて、それらが筋肉を包んでいる筋膜を刺激して、それが痛みとして感じられるらしい。
筋力がすっかり低下している私にとっては、たいした歩数でもないウォーキングでも、筋肉痛を引き起こすに足る負荷なのだろう。
足腰の筋肉で生成された刺激物質が、手指にも回っているから痛むのだろうか。
あるいは、歩きながら、腕や手にも結構力が入っているのかもしれない。
いずれにせよ、筋力を取り戻すことは必要だから、運動は続けたい。あまり痛むようだと無理はできないけれども、いまの感じだと、大丈夫そうだ。