湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

風邪と台風と津軽弁ラップ(ねこたま日記)

こんにちは。

 

f:id:puyomari1029:20240826141929j:image

 

咳は小康状態。

喋らず、物を食べず、静かに横になっていれば、ほとんど出ない。食べて喋って動き回ると、げほごほ復活。

 

咳をしないために、可能な限り大人しくしているけど、限度がある。

 

少しでも咳き込む頻度を減らして、気管を守るしかないか。

 

あとは、抗炎症、抗酸化食事の摂取。

 

にんじんジュース、毎日それなりの量を飲むようになって、ドライアイが少しずつ改善している。咳が治っても続けよう。

 

 

(_ _).。o○

 

大きな台風が直撃コースで進んで来ているとか。

 

うちの町は水害が心配。

ここのところ、雷雨になるたびに、洪水警報が発令されている。今年は被害が出た話をまだ聞かないけど、息子(26歳・重度自閉症)が通所している介護施設あたりは冠水しやすい地域なので、心配だ。

 

何年も前になるけど、陸の孤島になっちゃって送迎車が出せないと連絡が来て、亭主と二人で迎えに行ったことがあった。近寄れるところまで車で行って、あとは亭主が歩いて施設まで引き取りに行った。あの時は人の怪我などの被害はなかったけど、近隣で浸水した店舗や家屋が結構あったようだった。

 

何事もありませんように。🙏

 

(_ _).。o○

 

まだ頭の具合が悪いので、読書をせずに、YouTubeばっかり眺めている。

 

 

たまたま見つけた津軽弁ラップにハマってしまった。

 

youtu.be

 

字幕がないと、ほぼ聞き取れない。

なんだかアフリカの言語みたいにも聞こえる。

 

 

youtu.be

 

これ、すごくカッコいい。

津軽弁って、すごくラップ向きなのじゃなかろうか。

あるいは、すんたろすさんがすごいのか。

 

「わいは」は、さすがに聞き取れる。

 

私は一応津軽生まれだけど、幼少期に引越したので、津軽弁のネイティブではない。言語形成期に岩手、宮城と、方言の違う地域で暮らしたためか、どの方言もきちんと身に付かず、微妙に東北風の標準語みたいな言葉しか話せない。

 

それで別に困ることはないのだけど、どこへ行ってもアウェイ感があって故郷とは思えないのが、若い頃は寂しかった。

 

いまは、そういう無所属な寂しさというものは感じない。

 

五年ほどしか暮らしていない青森はともかく、二十年暮らした仙台でさえ、大震災以降、記憶の中の町とは全く別ものになってしまっているから、どこに行っても懐かしさなど感じようもないし、そこに交われない寄るべなさなども、そもそも抱きようもない。

 

結果、東北全部が、漠然と故郷だと感じるようになった。

 

だから、室生犀星の有名な詩を少し手直ししたく思う。 望郷に割くリソースは、私にはなさそうだから。

 

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの

よしや

うらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても

帰るところにあるまじや

ひとり都のゆふぐれに

ふるさとおもひ涙ぐむ

そのこころもて

遠きみやこにかへらばや

遠きみやこにかへらばや

 

室生犀星「小景異情」その二

 

 

ふるさとは時空隔てて気づくもの

共時に存在しないもの

 

よしや

老いを得て病の床に着くとても

帰るところにあるまじや

帰るすべなどあるまじや

 

ひとり夜更けの脳裏にて

あらまほしき場を構築し

そのこころもて

あるべきところにかへらばや

あるべきわれにかへらばや

 

 

 

 

Kindle Unlimited(読み放題)で利用できます。