湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

映画「メタモルフォーゼの縁側」

Amazonプライム・ビデオで、「メタモルフォーゼの縁側」を視聴した。

 

鶴谷香央理氏の原作漫画が大好きなので、イメージを壊されるのが怖くて、見ようかどうしようか少し迷ったけれども、漫画の優しい世界観がどんな風に実写化されているのか気になって、思い切って見てみた。

 

結果、大当たりだった。\(^o^)/

 

 

映画『メタモルフォーゼの縁側』|大ヒット上映中

 

17歳の主人公うららは、書店でのバイト中に、自分が愛読しているBL漫画を堂々と購入する老婦人、雪さんに遭遇する。

 

めくるめくBLの純愛にどっぷりハマってしまった雪さんは、続編を求めて書店を再訪。そして、作品への思いを語るうちに、うららと意気投合し、個人的に会って話し合う関係に。

 

人見知りが強く、心のうちを語れるような友人が一人もいない、孤独なうらら。

 

社交的ではあるけれど、本当にやってみたいことをやらないまま、年を重ねてきた雪さん。

 

二人の暖かな出会いは、それぞれの人生に、小さな勇気と奇跡をもたらすことになる……

 

 

(_ _).。o○

 

原作ファンにとって大いに嬉しかったのは、作中に出てくる漫画作品が、実際に描き起こされて、映画のなかにたくさん挿入されていることだった。

 

特に、うららが雪さんに励まされて製作し、コミケで販売する作品は、映画の後半で全編が映し出される。

 

おかげで、映画の中で漫画を読んで涙を流すという、初めての経験をした。

 

 

(_ _).。o○

 

主人公の佐山うらら役は、芦田愛菜

 

BL仲間の市野井雪役は、宮本信子

 

映画の最後のクレジットを見て初めて、雪さんが宮本信子だと気づき、大変驚いた。

 

なにしろ、宮本信子を見るのは、「お葬式」「マルサの女」以来だったから。

 

宮本信子さん、いつのまに、おばあさん役にふさわしいほどの高齢になったのかと亭主に話したら、

 

「おまえ、宮本信子を最後に見たのは何年前や?」

 

と聞き返された。

 

亭主と一緒に「お葬式」を映画館で見たのは、まだ学生の頃だった(1984年)。つまり、40年前。

 

そっか、そんなになるのか……

 

 

原作第1巻の冒頭は、雪さんのつぶやきではじまる。

 

知らない間に

 

時間って経っているのよね

 

 

 

思えば、このつぶやきに惚れて読み始めたのだった。

 

映画でも漫画でも、うららに共感する場面が多かったけど、年齢的には雪さんのほうが、ずっと自分に近い。

 

ほんとうに、いつのまにか、時間が経ってしまっている。(´・ω・`)