湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

過敏性腸症候群のその後

 

しつこい過敏性腸症候群のためにクエストラン粉末という薬を処方されてから1ヶ月がたった。

 

↓クエストランの作用機序について多少調べて書いた日記

 

dakkimaru.hatenablog.com

 

 

 

エストラン粉末ほぼ欠かさず服薬し(まずいけど慣れた)、できる限りの運動を心がけた結果、この1ヶ月間、一度も腹痛が起きなかった。

 

歩けるようになって、外出もかなりしていたのに、以前は鬼門だったスーパーでも(レジ前で差し込みがくるので大変辛かった…)、全くお腹が痛くならない。

 

夕食後に時々起きていた激痛もなくなった。

 

 

腹痛のない生活。

実に素晴らしい。ヾ(〃^∇^)ノ

 

 

だけど、できることなら薬に頼らずに痛みから解放されたい。

 

どうしたら根本的な改善が可能になるのか。

 

 

過敏性腸症候群は、胆嚢から分泌される胆汁酸が、小腸で再取り込みされずに、大腸にたくさん流れ込むことで引き起こされる場合があるという。

 

胆汁酸は、それ自体が下剤みたいな働きをするらしく、最近の下剤のなかには、わざわざ胆汁酸を増やすことで便秘を解消しようとするものもあるのだとか。

 

エストラン粉末を飲まなくても、小腸がしっかり胆汁酸を再取り込みして、大腸に余計に流れないようにしてくれていれば、胆汁酸由来の腹痛は起きないはずだと素人頭には思われる。

 

 

で、少し検索して調べてみたら、食あたりや細菌の異常繁殖などで小腸の機能が低下すると、胆汁酸がちゃんと再取り込みされずに、大腸にたくさん流れていってしまって、下痢を起こしたりするという記事があった。

 

私は食あたりはしていないけれども、小腸の具合がよくない自覚はある。なにしろ年中お腹が張って苦しいし、ときおり胃酸が上がってきたりするのだから。

 

 

下のクリニックのホームページでは、小腸内細菌異常増殖症(SIBO)という病気を引き起こす原因として、甲状腺機能低下症や、甲状腺薬が挙げられている。私は甲状腺機能低下症であり、甲状腺薬(チラージン)を毎日服用しているので、ばっちり当てはまることになる。

 

lukesashiya.com

 

同じクリニックのホームページに、小腸内細菌異常増殖症(SIBO)の具体的な症状と、チェックリストがあるので、やってみたら、「SIBOの可能性が高いです」という結果になった。

 

 

lukesashiya.com

 

 

胃腸科に相談にいくどうかは改めて考えるとして、とりあえず自分で対策できることはないだろうかと思って探してみたら、こんな記事があった。

 

hicbc.com

 

  • 食事の前に歯を磨く(口の中の雑菌が小腸に侵入するのを防ぐ)
  • 適度に立つ(立つことで胆汁酸の分泌が増え、小腸内の細菌増殖を抑える)
  • 腹巻をする(温めると小腸の粘液が増えて小腸の活動が活発になる)
  • 小腸をさすって刺激をあたえる(小腸の動きがよくなり細菌が発生しにくくなる)

 

これなら私にもできそうだ。

 

小腸の元気がなくなると、食べ物が長く小腸にたまってしまって細菌による腐敗や発酵が進み、ガスが大量発生したり、リーキガット症候群と呼ばれる腸漏れが引き起こされたり、とにかくろくなことがないらしい。

 

なんとなく「過敏性腸症候群=大腸の不具合」というイメージだったけど、そんな単純なものじゃないということは、よくわかった。

 

胃腸全部、大事にしよう。