湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

コロナ入院日記(14日目)肺炎だったらしい

 

12月6日(日)  午前7時半ごろ

 

ナースコールで起こされた。計測していなかったので、後ほどまた連絡をもらうことに。

 

 

計測。

 

体温  36.9度

血圧 118-85

脈拍 96

酸素飽和度 97

 

具合がだいぶいい。

僅かだけれども、体力の補充が消耗を上回っている手応えがあるのが、とてもうれしい。

 

ただ、しゃべると咳き込む。痰も少し。

胸の痛みを若干感じる。咳で疲れたか。

 

 

12月6日(日)  午前8時半ごろ

 

 

朝ごはん。

 

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かぼちゃのサラダが奇跡のように美味しかった。

気持ち的には丼いっぱいたべたいレベル。

半月状のおかずは、たまごのはんぺん的な感じ。ふわふわだった。

 

このほかに、ジョアもついた。ジョア最高!

 

 

しばらくして、看護師さんからFaceTimeがあっまたので、計測の結果を報告した。

 

それから、金曜日の検査結果について、少し聞いてみた。

 

金曜日にやったPCR検査の結果は、まだ来ていないとのこと。でも12月2日の検査では、まだ陽性だったという。

 

甲状腺ホルモンは、血中濃度の基準値を下回っていたとのこと。

 

 

その後、病室に看護師さんが来てくれて、さらに詳しく話してくれた。

 

 

私は両肺に肺炎があったという。

炎症反応も強かったそうだ。

 

知らなかった。ずっと肺炎にはならずに済んだと思っていた。(´・ω・`)

 

まあちょっと考えてみれば、あのしつこい高熱と咳である。肺炎で不思議はなかった。

 

一番具合の悪いときに、肺炎ではないと思っていられたのは、かえって良かったように思う。ひとりぼっちで個室にいて肺炎のことを思っていたって、不安になるだけだったろうから、

 

 

12月6日(日)  午前9時過ぎ

 

体力が上向いてきたといっても、まだとても疲れやすい。

 

朝食で疲労を感じたので、静かに横になって本を読んだり、ゲームしたり。

 

 

大伴家持 - 波乱にみちた万葉歌人の生涯 (中公新書)
 

 

kindleに入れて持ってきた「大友家持」を少しずつ読み進めることに。これ読み終わったら、品田悦一「万葉ポピュリズムを斬る」を、kindleで買おうかなと。

 

 

万葉ポピュリズムを斬る

万葉ポピュリズムを斬る

  • 作者:品田 悦一
  • 発売日: 2020/10/07
  • メディア: 単行本
 

 

古典文学本のキャッチコピーって、「日本人の心のふるさと」的なものが多いような気がするけど、上代や平安の文学を「心のふるさと」だなんて思っている人がそんなにいるとは思えない。

 

私だってそうだ。何を読んでも、ほぼ未知との遭遇だもの。

 

どう考えても、私の心の故郷は、古典文学ではなく、戦後の昭和だ。万葉集古今和歌集が故郷だなどと偽って言う気にはならない。そういうのって、ものすごくカッコ悪いと思うから。

 

 

Amazon眺めてたら、面白い本があった。

 

 

「ざんねんな万葉集」(岡本梨奈 著)

ざんねんな万葉集

ざんねんな万葉集

  • 作者:岡本 梨奈
  • 発売日: 2019/12/20
  • メディア: 単行本
 

 

ざんねんな歌が多いのは私も知ってるけど、それだけ集めて本にする発想が素敵すぎる。

 

挿絵も秀逸。

 

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湯原王って、たしかにこういう奴である。

 

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強烈すぎる。あとで万葉集確認しとこう。