12月6日(日) 午前7時半ごろ
ナースコールで起こされた。計測していなかったので、後ほどまた連絡をもらうことに。
計測。
体温 36.9度
血圧 118-85
脈拍 96
酸素飽和度 97
具合がだいぶいい。
僅かだけれども、体力の補充が消耗を上回っている手応えがあるのが、とてもうれしい。
ただ、しゃべると咳き込む。痰も少し。
胸の痛みを若干感じる。咳で疲れたか。
12月6日(日) 午前8時半ごろ
朝ごはん。
かぼちゃのサラダが奇跡のように美味しかった。
気持ち的には丼いっぱいたべたいレベル。
半月状のおかずは、たまごのはんぺん的な感じ。ふわふわだった。
しばらくして、看護師さんからFaceTimeがあっまたので、計測の結果を報告した。
それから、金曜日の検査結果について、少し聞いてみた。
金曜日にやったPCR検査の結果は、まだ来ていないとのこと。でも12月2日の検査では、まだ陽性だったという。
その後、病室に看護師さんが来てくれて、さらに詳しく話してくれた。
私は両肺に肺炎があったという。
炎症反応も強かったそうだ。
知らなかった。ずっと肺炎にはならずに済んだと思っていた。(´・ω・`)
まあちょっと考えてみれば、あのしつこい高熱と咳である。肺炎で不思議はなかった。
一番具合の悪いときに、肺炎ではないと思っていられたのは、かえって良かったように思う。ひとりぼっちで個室にいて肺炎のことを思っていたって、不安になるだけだったろうから、
12月6日(日) 午前9時過ぎ
体力が上向いてきたといっても、まだとても疲れやすい。
朝食で疲労を感じたので、静かに横になって本を読んだり、ゲームしたり。
kindleに入れて持ってきた「大友家持」を少しずつ読み進めることに。これ読み終わったら、品田悦一「万葉ポピュリズムを斬る」を、kindleで買おうかなと。
古典文学本のキャッチコピーって、「日本人の心のふるさと」的なものが多いような気がするけど、上代や平安の文学を「心のふるさと」だなんて思っている人がそんなにいるとは思えない。
私だってそうだ。何を読んでも、ほぼ未知との遭遇だもの。
どう考えても、私の心の故郷は、古典文学ではなく、戦後の昭和だ。万葉集や古今和歌集が故郷だなどと偽って言う気にはならない。そういうのって、ものすごくカッコ悪いと思うから。
Amazon眺めてたら、面白い本があった。
「ざんねんな万葉集」(岡本梨奈 著)
ざんねんな歌が多いのは私も知ってるけど、それだけ集めて本にする発想が素敵すぎる。
挿絵も秀逸。
湯原王って、たしかにこういう奴である。
強烈すぎる。あとで万葉集確認しとこう。