もうすぐ午後四時。
現在のうつ病的ステータス。
【なまぬるい、泥の中にいる】
ちょっと浮上しつつあるものの、居場所は依然、泥の中。
身動きしにくい。
でも、ちょっとあったかい。
ひょっとして、この泥、エステ効果あったりして。
そんな感じ。
うつ病のめんどくささは、傍目から分かりにくいことにある。傍目だけじゃなく、自分でも、いまどれぐらい悪いのかということが、よくわからない。だから、ちょっと良くなると、無理してしまう。あるいは、動けないことで自分を責めてしまう。
このブログは、無理したくなる自分のストッパーにする意図もあって、書いている。
【なまぬるい、泥の中にいる】
と、正直に書いておけば、読み返したときに、まだまだ本調子じゃないと気づくから、無理せずにすむ。
なまぬるいとはいえ、病の泥濘には違いないから、無理に元気なふりして抜けようとすると、後でツケが来る。
無理しない。
幸いにして、今は、ゆっくりできる環境に恵まれているのだから、それをわざわざ台無しにするのはもったいない。
本も、読みたいものだけを読む。
「読まなくちゃ」と思わないようにする。
……てなことを、繰り返し書いておかないと、すぐ無理しちゃうんだよなあ。怠け者って言われたくなくて(主に、自分に)。
で、こんなときに無性に手に取りたくなる本のジャンルがある。
お料理の本だ。
思うように台所に立たないのに、いや、立てないからこそ、美味しそうな、魅惑的なレシピを眺めていたくなる。
それが、手の込んだ作業のいらないものなら、なおよろしい。心にぽっと火が灯る。
そういう意味で、この本の冒頭のレシピは、最高だ。
世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)
- 作者: はらぺこグリズリー
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: 新書
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私、元気になったら、この煮卵作るんだ。。。。