湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

寒々しい心に火を灯すツールとしての料理本

もうすぐ午後四時。

 

現在のうつ病的ステータス。

 

【なまぬるい、泥の中にいる】

 

 

ちょっと浮上しつつあるものの、居場所は依然、泥の中。

 

身動きしにくい。

でも、ちょっとあったかい。

ひょっとして、この泥、エステ効果あったりして。

そんな感じ。

 

 

うつ病のめんどくささは、傍目から分かりにくいことにある。傍目だけじゃなく、自分でも、いまどれぐらい悪いのかということが、よくわからない。だから、ちょっと良くなると、無理してしまう。あるいは、動けないことで自分を責めてしまう。

 

このブログは、無理したくなる自分のストッパーにする意図もあって、書いている。

 

【なまぬるい、泥の中にいる】

 

と、正直に書いておけば、読み返したときに、まだまだ本調子じゃないと気づくから、無理せずにすむ。

 

なまぬるいとはいえ、病の泥濘には違いないから、無理に元気なふりして抜けようとすると、後でツケが来る。

 

無理しない。

幸いにして、今は、ゆっくりできる環境に恵まれているのだから、それをわざわざ台無しにするのはもったいない。

 

本も、読みたいものだけを読む。

「読まなくちゃ」と思わないようにする。

 

 

 

……てなことを、繰り返し書いておかないと、すぐ無理しちゃうんだよなあ。怠け者って言われたくなくて(主に、自分に)。

 

 

 

で、こんなときに無性に手に取りたくなる本のジャンルがある。

 

お料理の本だ。

 

 

思うように台所に立たないのに、いや、立てないからこそ、美味しそうな、魅惑的なレシピを眺めていたくなる。

 

それが、手の込んだ作業のいらないものなら、なおよろしい。心にぽっと火が灯る。

 

 

そういう意味で、この本の冒頭のレシピは、最高だ。

 

 

 

世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)

世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)

 

 

 

私、元気になったら、この煮卵作るんだ。。。。