湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

帰ってきたコロナ日記(療養期間ほぼ終了)

これまでの経過のまとめ。

 

9月2日(金曜日)

息子の介護施設の職員さんからコロナ陽性が出たと連絡あり。息子は濃厚接触者には当たらないけれども、抗原検査をしてもらい、陰性だったとのこと。

 

けれどもその後、息子が利用している福祉サービス関連でコロナ感染が出て、息子が濃厚接触者に認定されたため、5日間の自宅待機が決まった。

 

この数日前から、長女さんがお腹の不調を訴えていた。

 

9月3日(土曜日)

この日予定されていた、息子の福祉サービスの遠足は辞退した。

この日の時点で、息子は無症状。

 

夕方、息子が大パニックを起こす。

咳などの目立った風邪症状はなかったけれど、もしかしたら具合が悪かったのかもしれない。

長女さんのお腹の不調も続いていた。

 

9月4日(日曜日)

私は微かに喉に違和感が出始めていた。具合が悪いというほどではないものの、動くのがひどく億劫で、横になっている時間が長かった。

 

長女さんが微熱を出し始め、息子も少しだけど咳をし始めた。

 

9月5日(月曜日)

 

長女さんが38度超えの高熱を出し始める。喉もかなり痛いという。

 

息子は平熱だけど、頻繁に咳が出るようになった。けれども食欲はあって、顔色もよく、元気に動き回っていた。

 

亭主は咳や喉の痛みはないものの、口がひどく乾くと言っていた。二年前のコロナ感染でも同じ症状があったと記憶している。

 

私は喉がかなり痛んで、声が出にくくなり、起き上がるのもつらいレベルだったけど、夜になるまでは平熱だった。

 

末っ子は、この時点ではまだ無症状。

 

亭主がドラッグストアで抗原検査キットを5個買ってきて、まず、濃厚接触者の息子と高熱のある長女さんの検査をやってみたところ、息子は陽性、長女さんは陰性と出た。

 

↓ドラッグストアで購入した「COVID-19 Antigen ラピッドテスト」

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かかりつけの病院の発熱外来(実質的にはPCR検査外来)を受診しようと電話をかけたところ、本日の予約は終了したと言われた。予約は朝10時までの電話受付で、定員いっぱいになったら終了とのこと。数ヶ月前までは予約は不要だったのに。第7波で受診者が爆裂したからかもしれない。

 

他の病院を探したところ、二年前に私が入院した病院が、ネット診療を始めたことがわかった。抗原検査の結果を、ホームページにある問診票フォームから送信すれば、診断してくれるという。

 

亭主が手続きをしたところ、すぐに折り返し医師から電話が来て、息子の陽性の診断をしてくれた。保健所等への連絡も病院から回してくれるとのことだった。

 

末っ子は登校していたので、亭主が学校に電話を入れた。ちょうど放課後の受験講座が始まるところだったそうだけど、すぐに教室に連絡がきて下校させられたという。

 

下駄箱に向かう途中、廊下で末っ子が嫌っている先生とすれ違い、「うおおっと!」と大袈裟なアクションで避けられたという。おふざけのつもりだったんだろうけど、人によっては命に関わる感染症なのだし、患者の家族にかましていい冗談とも思えない。末っ子が、出席できるようになったらヤツに蹴りを食らわすと真顔でいっていたので、私の分も1割増しぐらい食らわしておくようにと言っておいた。あ、「禿げ増し」の呪いも送っておこうか。

 

夜になって、私も熱が出始めたので、抗原検査キットを使ってみたのだけど、陰性だった。

 

 

9月6日(火曜日)

 

朝起きたら、ほとんど声が出なくなっていた。

全身の倦怠感と、頭痛と腹痛と吐き気。とても酷い咳。食欲ゼロ。水を飲むのもしんどいほど。でも熱は37℃ちょっとで、高くはなかった。

 

長女さんの熱は39度を超えていた。

 

かかりつけの病院の発熱外来を予約。

午前中のうちに、私の運転で病院へ行き、長女さんと二人で受診した。

 

まず抗原検査を受けた。

結果、長女さんは陽性、私は陰性。

 

その後、私だけPCR検査を受けてから、薬局で解熱剤と咳止めを5日分もらって、帰宅。

 

末っ子はこの日はzoom授業を受けていた。

 

夜になって、亭主と末っ子も熱が出始めた。

抗原検査キットを使ったところ、亭主は陽性、末っ子は陰性。

 

私は熱が38度を超えて、カロナールを飲んでも平熱には下がらなくなっていた。咳が猛烈に酷く、胸や腹筋に痛みが出るほどで、睡眠がほとんど取れなかった。

 

亭主も39度台まで熱があがり、夜中に唸っていた。

 

9月7日(水曜日)

 

Amazonで、本日中に届くという抗原検査キットを注文し、末っ子の検査をしてみたところ、今度は陽性になった。さっそくオンライン受診のできる病院に問診票フォームを送って、陽性の診断を受けた。

 

真っ先に発熱した長女さんは、このころには症状が落ち着きはじめて、食欲も戻っていたれけども、喉の痛みだけは酷いと言っていた。

 

この日は長女さんの精神科外来の予約日で、処方薬をもらわないといけなかったのだけど、家族全員自宅から出られない状態なので、病院に相談したところ、電話受診で薬を宅配してもらえることになった。

 

息子は時折微熱が出るものの、咳の頻度は減ってきていて、食欲もいつも通り。ありがたいことにパニックになることもなく、iPadでマインクラフトなどやりながら、穏やかに過ごしてくれていた。

 

亭主と私と末っ子は、高熱と喉の痛み、咳、全身の倦怠感、頭痛、食欲皆無、その他たとえようもない具合の悪さをかかえて、完全にへたばり状態。この日から3日間が、一番つらかったような気がする。

 

9月8日(木曜日)

 

病院から電話が来て、私のPCR検査結果が陽性だったと伝えられた。症状を聞かれたので、とにかく咳と熱が酷いことを伝えたところ、来診時に処方した薬が無くなっても症状が続くようなら、電話で受診して薬を出すことができるから、具合が悪かったら、内科の先生たちの診療時間内に相談するようにと言ってくれたので、感謝しつつ深く心に記憶を刻んだ。

 

その後、保健所からも電話が来て、症状を聞かれたので答えたところ、肺炎等の重症化の心配があるから本日中に診察を受けられるように手配する、入院準備をして待っていてと言ってくれたのだけど…結果は以前の日記に書いた通りで、レントゲンもCTも撮ってもらえなかった。

 

↓徒労の受診記録

帰ってきたコロナ日記(ハーシス?なにそれ美味しいの?) - 湯飲みの横に防水機能のない日記

 

カロナールは欠かさず飲んでいたけど、夜、37.6度の熱が出た。

 

9月9日(金曜日)

 

このころには、長女さんはほとんど熱が上がらなくなった。

 

亭主も次第に落ち着きつつあるようだけど、まだかなり具合が悪そうに見える。それでもありあわせのもので家族の食事を作ってくれていた。

 

私の熱は39度を超えることはなくなったものの、37度台と平熱をいったりきたりしている感じ。咳がひどくて、CPAP睡眠時無呼吸症候群のための呼吸機器)を使えないので、朝起きると頭痛がつらい。食欲はないけど、根性で物を口に入れて飲み込んでいた。

 

末っ子も私と同じような感じで、ほとんど食事を取れないので、体重を減らしていた。

 

 

9月10日(土曜日)

 

昼間、37.5度の熱が出たので、その旨ハーシスに書き込んだところ、夜になって保健所から電話がきた。

 

息子と私は9月4日に発症したことになっているので、翌11日には7日間の療養期間が終了する予定だったのだけど、終了24時間前までに37.5度以上の発熱があった場合は、療養を継続しなくてはならないのだという。本当に解熱したかどうか確認しなくてはならないので、カロナールを飲まずに様子を見るようにと言われた。

 

というわけで、私の療養期間は1日延長が決まった。

 

9月11日(日曜日)

 

息子の療養期間が無事終了。

だけど他の家族がまだ療養中で付き添えないから、実質的には外出不可。本人、とても外に出たがっているけれど、待ってもらうしかない。

 

長女さんは、身体の怠さは残るものの、ほぼ治った様子。

 

私は微熱と平熱を行ったりきたりだけど、カロナールなしでも平熱の時間帯が増えてきた。

 

 

9月12日(月曜日)

 

亭主と長女さんの療養期間が終了。

二人とも、まだ本調子とは言えないものの、近所を出歩く程度には体力が戻っている。本当によかった。

 

というわけで、やっと、買い出し解禁。

お昼ご飯は、コンビニのサンドイッチを買ってきてもらったのだけど、なんだか妙に美味しく感じた。

 

誰も外に出られなかった前日までは、生協の食品宅配(週1配達)と、ネットスーパー(2回利用)で持たせていた。

 

今回、自治体による食料品の配給は利用しなかった。頼めば家族五人分の非常食(レトルト食品とごはんなど)が無料で届いたのだけど、自治体のホームページに、ほんとうに必要な方に届くようにしたいので、ネットスーパー等を利用可能な方はそちらを頼るようにというお願いがあったので、遠慮したのだ。

 

午前中に、私宛に保健所から電話があり、健康状態を確認されたので、熱はほぼ出なくなったものの、まだ咳が酷いこと、今日中にかかりつけの病院の電話診療を受けるつもりであることを伝えた。

 

保健所の人は、咳のことを重く受け止めたようで、熱はなくても慎重に考えるべきだと思うから、療養期間については、諸々確認の上でもう一度電話すると言った。

 

その後、かかりつけの病院に電話診療を申し込んだところ、折り返しで院長先生から電話をもらった。やはり肺炎を心配してくれたけど、療養期間が明けないと普通に内科を受診できないということで、咳対策で喘息の人の使う「レルベア200エリプタ」という吸入薬を出してもらうことになった。調べてみたら、ステロイドだった。たぶん効くと思う。亭主が薬局まで自転車で取りに行ってくれた。

 

長女さんは、久々に外歩きを楽しみ、最近発売された「スプラトゥーン3」を買って帰宅。末っ子と遊んでいるようだ。うらやましい。

 

 

息子も亭主に連れられて、買い物に出かけ、好きなジュースを買ってもらって帰ってきた。

 

末っ子は、明日から登校の予定。

 

あとは私が治れば、今回のコロナ騒動は一応収束するとこになる。なんかまた微熱がちらちら出てるんだけど、気合いで下げたい。

 

 

後遺症、出ないでほしい。ほんとマジで。

これからまた七ヶ月もほとんど寝たきりとか、たまらない。