暑すぎて気が滅入るので、気晴らしに、今月よく聞きそうな気がする曲を集めて、Apple musicでプレイリストを作ることにした。
一曲目は、打首獄門同好会の「なつのうた」。
夏にはあんまり本気出してほしくない。
2曲目は、松任谷由実、いや荒井由美と言うべきかな、「やさしさに包まれたなら」。気持ちが一気に10代の頃に戻る。当時も暑さには弱かったけど。
三曲目は、三代目(以下略)の「RAINBOW」。涼しげな音がよい。
息子(24歳、重度自閉症)が確か小学4年の夏休みのとき、この曲をエンドレスで聴きながら、一緒に夏休みの宿題をやっていたのを思い出す。
あの夏は、ほんとうに大変だった。
当時息子は小学校の特別支援学級に在籍していたのだけど、その年に赴任してきたばかりの校長先生に突然呼び出されて、「教育委員会で養護判定が出ているのだから、今年度中に特別支援学校に転校するように」と言われたのだ。そこからは、家族の総力を上げての、戦いだった…。
五曲目は、サザンオールスターズの「真夏の果実」。選曲で年齢がバレたって気にしない。還暦万歳!\(^o^)/
この曲がリリースされたのは、1990年の7月だったようだ。大学の研究室助手をやっていた頃だったはずで、聞いていると、年上の留学生たちと一緒に研究室で夜更かしして勉強していた記憶が、鮮やかに蘇ってくる。台湾や韓国の男子学生は兵役を終えてから留学してくるから、同期や下級生でもたいてい年上だった。
この曲を主題歌にした映画「稲村ジェーン」は、まだ見ていない。見ようと思えば見に行けたのに、どうしてだか見に行かなかった。見てしまったら、子ども時代とか青春時代に紐づいている夏が、完全に終わってしまうような気がしたからかもしれない。
そのうち見よう。
六曲目は、アジムズの「October」。八月だけど十月。
アジムズの曲を聴くと、即座に「クロスオーバーイレブン」を想起するアラ還世代は、きっと多い。真夏の夜も真冬の夜も、運転しながら聞いていた。
もう40年以上、1981年夏(たぶん七月か八月)の「クロスオーバーイレブン」で聞いた、名前の分からない曲を探し続けているのだけど、いまだに見つけられずにいる。イントロが三拍子の激しいクラシック風のピアノで、いきなり「Here we go!」とハードロックに変わる曲だった。もしかしたらそれぞれ別の曲だったのかもしれない。でも一度だけ、大学の売店(大学生協)内の書店で、同曲が店内に流れていたので、店員さんを捕まえて「この曲名が知りたいので教えてください」とお願いしたのだけど、なぜか赤面しどろもどろ状態になられてしまったので、ご迷惑なのだと思って断念した。あのとき、ゴリ押ししてでも確認すればよかったと、40年たった今でも後悔している。
今日はここまで。
またそのうち、付けたそう。