今日は二冊。
古代の食文化の話が大好きなので、亭主にねだって取り寄せてもらった本。
奈良時代に乳製品が食べられていたことは学校の歴史でチラッと習って覚えていたけど、「乳戸」とよばれる酪農家の人々がいて毎日乳を搾って配達していたり、全国で蘇(チーズっぽいもの)を生産して税として収められていたりしたというのは知らなかった。
古代の食卓に登る牛乳やチーズを想像すると、わくわくしてくる。どんな味だったのだろう。そのまま食するだけなく、アレンジしたレシピなども、きっとあったはずだ。想像するとワクワクしてくる。
奈良時代より前の飛鳥時代には、唐から渡来した僧侶が、寒さをしのぐために山羊の乳で鍋料理を作っていたそうだけど(ウィキペディアの「飛鳥鍋」のページより)、きっと牛乳の煮込み料理もあったと思うのだ。
根っからの歴史音痴、歴史音痴だけど、当時の、あるいは現地の人々のリアルな生活を思い描くと、歴史や地理事項を記憶するのが楽しくなる。高校の授業もそんな話題で導入してくれていたら、酷い成績ばかり取らずに済んだだろうに。
(歴史も地理も苦手すぎて共通一次試験は「ラクな選択」と言われていた倫理社会と政治経済で受験した。その後このニ科目選択はズルいというので禁止になったはず)
「我、自閉症に生まれて」(テンプル・グランディン 著)
久々に読み返そうと思って引っ張り出してきた。
私にとって、自閉症界のスーパーヒーローであるグランディン博士の自叙伝。
高昨日自閉症であるグランディン博士の生い立ちは、うちの長女さんの抱える困難と重なる部分も多い。
長女さんも、牧場で馬を乗り回して牛を追っていたら、神経を痛めて入院したりせずに済んだのではないかと、時々思う。愛車に足の睾丸を飾ったりしたかどうかは分からないけど。
(_ _).。o○
やはり毎日続けるのは難しい。
本を数冊選んで写真撮って、短い日記書くだけなのに、頭が疲れていると全く手が動かない。
好きなことなのに、あるいは好きだからこそ、自分で思うよりもエネルギーを使う作業なのかも。
この日記を毎日続けられるくらい、心身に余裕を持った暮らしを送れるようになりたいものだ。