湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

 

やたらと暑くなるという天気予報を見て、げんなり。

PCデスクがベランダ窓の近くにあるので、カーテンを閉めるのを忘れていると、蕁麻疹が出たり、気持ちが悪くなったりする。気をつけないと。

 

それにしても…

 

 

体調を壊す人が増えそうで心配。

 


( _ _ ).。o○

 


「かぶる傘」というのが、東京都知事の肝いりで(?)、試作されているらしい。

this.kiji.is

 


ネットではだいぶ笑われているようだけども、これ、私は悪くないと思う。


かつて、絶対手を離せない自閉症児と、できればリードつけておきたいくらいの多動な幼児、そしていつのまにか気配を消す天才の長女の三人を、雨の日に連れて歩くときには、腕が4本か5本くらいほしかった。

 

かぶるタイプの傘があれば、自分と子どもたちみんなに装着して、手もつなげて、万事解決!

 

ただし、装着して外をあるく勇気があれば、であるが。(´・ω・`)

 

都知事さんが紹介している写真の絵面も、なんとも微妙な雰囲気だ。

 

 

 

f:id:puyomari1029:20190525094004j:plain

かぶる傘と都知事さん

"シュールな演説をはじめた庄屋さんの横で目が点になっているお百姓"、というのを連想しそうになって、あわてて脳内削除したのは内緒である。


このままだと、これ、あまり流行らない予感がするのは、気のせいだろうか。

 

いかにも窮余の策という雰囲気ではなく、もっとファッショナブルに、とはいわないまでも、せめて明るく楽しい感じに紹介できないものだろうか。

 

都知事さんもかぶればよかったのに。きっとお似合いだと思う。

 

いろいろ工夫していかないと、「"普通"とは違うように見えるものに対しては、とことんアレルギー反応を起こす」人の多い社会に暮らしている日本人たちは、使いたいと思っている人も含めて、なかなか使用に踏み切れないんじゃなかろうか。

 

とはいえ、このタイプの傘、Amazonですでに販売されている。

 

釣りのようなアウトドア活動、脳作業や園芸作業などでの使用が見込まれているようだ。

 

f:id:puyomari1029:20190525095006j:plain

かぶるタイプの傘

 

 

こんなのもあった。

 

 

f:id:puyomari1029:20190525095339j:plain

かぶる傘

ランドセル対応…らしい。

 

くりかえすが、私は「いい」と思う。

 

いい思うけど、近隣の道路を歩行する時に使う勇気はない。(´・ω・`)

 

長女(当時三歳)と息子(当時二歳)を病院に連れて行くのに、幼児用リードともハーネスとも言われるグッズを使っていて、見ず知らずの人々に火星人でも目撃したかのような目で見られ、「かわいそう」だの何だの言われたのは、いまも忘れられない。背中にハネのついている、かわいらしいハーネスだったのに。

 

でも、たった一人、

 

「オー、イイネエ、ソレ!」

 

と満面の笑みで言ってくれた、通りすがりの白人男性がいた。あれはほんとに有り難かった。育児中の人だったのかもしれない。

 

あれから二十年もたったのに、幼児用ハーネス論争は、まだ断続的に続いているらしい。

 

 

 

やれやれだ。

 

困っている人を助けてくれるグッズがあるなら、旧来の価値観でそれを潰すのは、ぜひやめてほしいと心から思う。

 

かぶるタイプの日傘も、本当に熱中症対策に有効なら、笑いものにしてないで、みんな使ったらいいと思う。

 

猛暑のオリンピックなんかで死人が出ないでほしいから。

 

( _ _ ).。o○

 

 

傘

 

 

どきりとする掌編。

何事もないのに、闇が深い。

 

長谷川時雨の作品は、青空文庫版でたくさん読めるようだ。

他のも読んでみよう。