最近(でもない)、料理中の失敗が増えている。
とくに、「消したはずのガスコンロの火が消えてない」「弱火にしてたはずが超強火になってる」というのが続いていて、だんだん自分が信じられなくなってきている。
でも、今朝は、「確実に火を止めたはずなのに、超強火になっていて、フライパンからけむりがもくもく上がっている」という事態が起きた。火を止めて、台所からちょっと離れて(2分くらい)戻ったら、そういうことになっていた。
さらに、末っ子のお弁当用の冷凍ごはんをチンしていたはずなのに、ヘルシオ(オーブンレンジ)は自分に「洗浄」をかけていた。
ボケはじめてきている自覚はあるが、いくらなんでもこれはありえない…とは言い切れない自分が悲しい。
でも、居間にいる息子(重度自閉)の挙動が、なんだか怪しい。
「コンロ、いじった?」
「ごめんなさい!!!!」
息子、その後絶叫、そしてパニック。
やっちゃったようだった。
いままで、台所、調理関係で危ないことはほとんどなかったんだけど、最近いろいろ覚えてきて、自分でもやってみたくなっているのだろう。
息子の発達障害の問題は深刻で、コンロや電子レンジの操作を教えるのは、かなり厳しい。火傷や怪我、食中毒、最悪火事を引き起こす可能性もあるからだ。
電気ポットから、カップ麺にお湯を注ぐのを覚えるのに、数年かかった。
息子が一人で、なんとか安全に「調理」できそうなのは、そこまでだった。
息子は朝の5時前から起きている。家族(私)が起きるのは、6時前。みんな寝ている間に、コンロをいじって、火傷したり、火事になったしたら……取り返しがつかない。
早朝、息子が一人で安全に食べられるものを用意するしかないか。
そして、私の不注意&ボケ問題もある。
火を使わずに調理できる器具の充実を図るべきかもしれないと、今朝は家族と話していた。たとえば、ヘルシオのホットクックとか……
シャープ ヘルシオ(HEALSIO) ホットクック 水なし自動調理鍋 2.4L 大容量タイプ レッド KN-HT24B-R
- 出版社/メーカー: シャープ(SHARP)
- 発売日: 2016/12/08
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
た、高いけど(;_;)。
うちの場合は、生まれつきすっとこどっこいな私のボケと息子の知的障害だけれど、 もともと健常だった家族が、老々介護の世帯になっていく事例は、これからどんどん増えていくだろう。
自分の身の回りも心もとない人が、アルツハイマー型認知症の伴侶を介護する、という状況も、きっと少なからずあるはずだ。
安全な家電、とくに調理器が、買い求めやすくなっていってほしいと、心から思う。