
末っ子(大学3年)が中学生だったころに、本人から聞いた話。
ある日、末っ子は英語の小テストの点数が悪すぎることで、英語の先生に廊下で捕まって、こんこんと説教をされていたという。
その英語の先生は、大変に厳しいことで知られていて、非があるとなれば保護者であっても容赦なく叱り飛ばす方だった。
何を隠そう、私も叱られたことがある。
夏休みの英語の補習授業の日程をうっかり失念して、亭主の実家に帰省させてしまったのだ。
補習の日、その先生から電話がきて、末っ子が授業に出ていないことを伝えられた上で、本当に登校していないのか、登校したふりをして遊びに行っているのではないか、あるいは学校に辿り着く前になにかトラブルに巻き込まれた可能性がないのかと、矢継ぎ早に詰問されたので、しどろもどろに「昨日から父親の実家に帰省しておりまして…」と説明したら、なぜ学校にその旨連絡を入れないのかと、ガッツリ叱られた。本当に怖かった。😱
その恐怖の大王のような先生に、末っ子が廊下で捕まったのを見た友人たち(合唱部)は、先生の背後にこっそり回って、声を揃えてカルミナ・ブラーナを大音量で歌い始めたのだという。
先生の説教が佳境に入るのに合わせて、歌声もますます強く、激しく盛り上がり……
説教の終了後、末っ子は、愉快犯の友人たちに鉄拳を喰らわしたとか。
なお、その後も先生の説教の圧(カルミナ・ブラーナ付き)を受け続けた末っ子は、中学在学中に英検の準二級に合格した。
アカペラで歌われるカルミナ・ブラーナをBGMに、末っ子が恐怖の説教を喰らい続ける場面を想像するたびに、いまでもお腹が捩れるほど笑ってしまう。