こんにちは。
気がついたら、週が変わっていた。
たいして忙しくもしていないのに、時間が飛ぶように過ぎていく。
年を重ねるごとに、時間の流れが早くなる気がする。子どもの頃は1週間がだるくなるほど長く感じていたけれど、いまは一呼吸で終わってしまうくらいにあっけない。なんだかフィニッシュを決めるための助走みたいだと思いかけて、縁起でもないので考えるのをやめた。
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昨日の夕方、息子の通所する介護施設から電話があった。昨日1日同室で過ごした他の利用者さんが濃厚接触者だったことが、夕方になって判明したのだという。
濃厚接触者に濃厚接触しただけでは出禁にはならないけれども、息子は2年前にそれと同じ条件で感染し、亭主と私も貰ってしまった。いまのオミクロン株は、2年前のものよりも感染力が高いというから、なおさらよろしくない。
とはいうものの、我が家は先月全員で感染したばかりで、同じオミクロン株であれば、まだ免疫がバリバリに残存しているだろうから、再感染したとしても大事にはなりにくいだろうとは思う。しかし絶対安全とも言い切れない。
まあとにかく様子見するしかないということで、昨夜は息子の具合を気にかけていたけれども、今のところ特に問題はなさそうなので、今日も普通に通所している。
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私はというと、この数日、どうも具合が良くなくて、頭も体も思うように動けずにいる。
とくに夜寝る前に、なんとも言えない具合の悪さがあって、つらい。コロナの後遺症か、加齢のせいか、持病のせいか、その全部の相乗効果か。
出来ることといえば、無理せず栄養と休養を取ることぐらいしかないので、そのようにしようと思う。
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実家からりんごがたくさん届いた。
大きくて甘いだけに、足が早そうだったので、生で食べていては消費しきれそうにないと思って、大鍋でジャムにしてみた。
りんごをイチョウ型に切ってから塩水につけ、水を切って、りんごの重さの4割ほどの砂糖と一緒に火にかけて、中火でひたすら煮る。
大きめだとはいえ、りんごをたった4個切って煮ただけでヘトヘトになったのは情けないけれども、大変美味しく出来たのだから、よしとする。
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りんごを煮ている間に読んでいた本。
甘岸久弥「魔導具師ダリヤはうつむかない」3巻
このブログで何度も読書記録として書いてきた、大好きな作品。
「小説家になろう」で連載中だけれど、頻繁に読み返しているので、書籍(Kindle)版を購入しはじめた。
日本のブラック企業で若くして過労死した女性が、異世界で第二の人生を歩んでいく物語。
主人公のダリヤは、唯一の家族だった父親の死後、孤独や摩擦を恐れて自分を殺し、婚約者の意向に沿うように自分を殺して生きていた。けれども、結婚直前に婚約者が不貞を働き、婚約破棄されたことをきっかけに、うつむいて暮らすような生き方を捨て、伸びやかに生きる道を選びとる。
「なろう」版をだいぶ改稿してあって、新しいエピソードも増えているので、読み応えがある。ところどころ細かな表現が変わっているのを見つけるのも楽しい。
気がつけば、コミック版も既刊分が揃ってしまった。
原作のいいところをきっちり押さえてあるだけでなく、マンガならではの面白さもあって、何度読み返しても飽きない。
「なろう版」の連載は、現在主人公たちの危機的な状況が続いている関係で、名場面がこれでもかというほど続くので、週一回の更新が待ちきれず、更新のたびに何十回も読み返している。文面をかなり覚えてしまったので、いずれ書籍版が出たら、表現の違い探しを存分に楽しめそうだ。味のある文章を書かれる作者さんだからこそ、そんな楽しみ方も出来るとも言える。
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午後は少し掃除をしよう。