こんばんは。
朝、息子を送り出してから、Amazonプライム・ビデオで、映画鑑賞開始。
「スゥイング・キッズ」
朝鮮戦争当時の捕虜収容所の物語。
国籍も人種も民族もイデオロギーも異なる人々が、憎み合い、殺し合うという、絶望的に重い状況のなかで、奇跡的に心が通じ合う瞬間を描いている。
けど、奇跡は幸福にはつながらなかった。
号泣しつつ、鑑賞終了。
映画のレビューを書いたあと、しばし放心。
(正確にはラノベを読みながら放心)
「スウィング・キッズ」の日本での反響などを知りたくて、久々にTwitterアプリを開いたら、私と同じように「ファッキン・イデオロギー」の台詞に共感したユーザーがたくさんいた。
それらをしばらく眺めていたら、合間にコロナ関連の罵詈雑言が流れてきて目に入ったので、そっと閉じた。対立感情に溺れて抜け出られなくなる状態というのも、ある種の病なんじゃなかろうか。治療できるものならした方がいいと思う。「新型コロナが普通の風邪かどうか」について罵りあうことに人生のいくばくかを費やすのと、新型コロナの後遺症で七ヶ月間もやりたいことに時間を費やせなくなるのと、一体どっちがマシだろう。考えるまでもなく、私はどちらもお断りだ。
気がついたら夕方になっていたので、お一人様晩ごはんの支度をした。
献立は、まぐろの山かけごはんと、生ハムサラダ、お茶。ご飯はレンチン。山芋をすりおろして冷凍マグロをかけただけ。所要時間10分。
食欲なかったけど、根性で食べきった。
食後に夜のお薬も忘れずに服用。
Kindle Unlimited(読み放題)で見つけた漫画を読んでから、本日二本目の映画鑑賞開始。
「武士の献立」
「包丁侍」として加賀藩を支えていた一家の物語。
歴メシに目のない私にとって、非常に嬉しいコンセプトの映画なのだけど、加賀騒動という、極めて血生臭い歴史的事実を背景としているため、クライマックスに近づくにつれて緊迫感が酷くなつていく。
ドキドキしてくるたびに再生を中断し、クリームチーズを乗っけたクラッカーとノンアルコールビールに癒されつつ視聴。
落涙しつつ、最後まで見届けた。
ストーリーも良かったけど、エンディングで流れるCharaの「恋文」という曲が、心に沁みた。
見終わったら、日付が変わってた。
明朝は、息子の通院日。私が代理受診する。
忘れずに行かないと。
(_ _).。o○
胃が痛い。