こんにちは。
ふにゃもらけで新しいイベントが始まったので、ゆるーく頑張ってアイテムを作っている。いま作っているのは、トーテムポールが、まだ途中。
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朝刊のコラムに、元総理大臣の事件で話題になっている宗教団体の話があった。
犬も歩けば棒に当たるではないが、1980年代の大学のキャンパスでは、統一教会系の学生組織、原理研究会の人からよく声をかけられたように思う。誘われるままに、彼らが拠点とするマンションに行ってみたことがある。
朝日新聞 8月5日(金) 朝刊
1981年に大学に入学した私も、ほんとによく声をかけられた。
学食でご飯を食べていても、空いている教室で弁当を食べていても、図書館に入ろうとしていても、二人連れの信者らしい学生に捕まって、あれやこれやと勧誘されるので、大変に鬱陶しく、逃げ回るのが大変だった。
帰宅途中、ずっと後をつけられていたこともあった。大学を出て30分ほど歩いたところで書店に立ち寄ったら、途端に話しかけてきたのだけど、店員さんがすぐに気づいてくれて、ほぼ力づくで店の外に追い出していた。いま思うと、たぶん学生をカルトから守ろうとしてくれていたのだろう。その追い出された人が、あたかも殉教者でもあるかのように信仰への決意らしきことを怒りをこめて叫んでいたのを、今も思いだすのだけど、言葉は記憶していない。
キャンパスでは、カルトに入信してしまった学生と、左翼系の学生たちが、罵詈雑言の応酬をしているのを、よく見かけた。私にしてみれば、どちらの団体も迷惑な勧誘をしてくるという点では同じようなものだったから、そっと迂回して立ち去るようにしていた。
あの人たちは、いまごろどうしているのだろう。
私と同世代なのだから、還暦前後になっているはずだ。カルトも左翼も人を大勢増やしているような話は聞かないから、ほとんどの人は、どこかのタイミングで活動を離れているのだろうけど、若い時分に無関係な人を追い回して私のような貧乏学生からお金と時間を巻き上げようとした(左翼の人たちも出版物だか新聞だかを売りつけようとしてくるので結構迷惑だった。どちらにも1円たりとも出さなかったけど時間は取られた)行為については、きちんと総括なり反省なりして先の人生に進んだだろうか。
でも、分かりやすいほどお金目当てだったから、(カルトにも政治団体にも)引っかからずに済んだのだと思う。「友だち」の顔をされていたら、東北の奥地の村の糠床の乳酸菌のように世間知らずだった私など、あっさり騙されていたかもしれない。
天声人語の筆者の人は、わざわざ拠点のマンションまで行って話を聞いたという。危ないことをしたものだ。新聞記者としては、よい肥やしになっただろうけど。
それにしても、あのカルトのどこがキリスト教なのだろうと不思議に思う。
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昨日は涼しくて、だいぶ過ごしやすかった。夜もよく眠れた。
昨日の夕食。
水餃子と小松菜。カボチャとさつまいもの煮物。焼き茄子の味噌汁。酢ごぼう。桃ヨーグルト。ごはん。亭主作。
食欲がなくて、煮物と桃ヨーグルトは食べられず。酢ごぼうの酸味に助けられて、ごはんを飲み込んだ。