湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

マラセチア毛包炎対策日記

こんにちは。

 

先週末から風邪気味だったのと、身近で起きたコロナ感染のために、日曜日から外歩きを控えていたせいで、また運動不足気味になっている。


今日になって風邪症状はほぼ消えたので、今日は少し外を歩こうかと思う。一応用事もある。

 

ドラッグストアで息子の背中にできまくっている吹き出物のための買い物をするのだ。

 

マラセチア毛包炎

 

息子の背中の吹き出物は、首の後ろから背中にかけてひろがっていて、顔やお腹側にはできない。毛穴が赤く腫れあがって膿をもち、大きくなると、入浴後などにつぶれて出血することもある。そういうものが、常に二十個から三十個ほどできている。

 

症状からみて、おそらくはマラセチア毛包炎(まらせちあもうほうえん)というものだろうと思っている。

 

fdoc.jp

 

本当は皮膚科で診断を受けて薬を処方してもらうべきだけれども、息子(22歳・横綱自閉症)を皮膚科に連れて行くのは、地獄に釜の蓋を開けに行くようなものなので、できれば市販薬と自宅での手当てで最善を尽くしたいのだ。


マラセチア毛包炎は、マラセチア フルフル(Malassezia furfur)または癜風菌(でんぷうきん))という真菌(カビ)が、皮脂の多い環境で異常発生することによって引き起こされる炎症が原因なのだという。

 

ja.wikipedia.org

 

フルフル(furfur)ってなんかかわいいけれども、ネットの英和辞典を引いてみたら、

 

ふけ

 

と書いてあった。かわいくなかった。(´・ω・`)


マラセチア毛包炎の炎症は、二段構えで引き起こされているらしい。

 

  • マラセチアが皮脂を分解して生み出すオレイン酸などの炎症物質
  • 毛穴の細胞がマラセチアに対して引き起こす免疫反応

 

面倒くさいことだが、要するにマラセチア真菌が毛穴のなかで異常に増えなければいいのだから、増殖の原因である皮脂をコントロールすれば収まるはずだ。

 

 

乾燥肌なのに皮質過多

 

ところが息子はもともと肌がカサカサで、皮脂が多いタイプではない。毎日欠かさずお風呂に入るけれど、せっけんやボディソープなどでしっかりあらうと、余計に肌が乾燥してしまって、かゆみやひび割れを起こしてしまう。

 

そして、いくら丁寧に、やさしく洗っても、せっけんやボディソープを使っても使わなくても、背中の吹き出物は全く減らない。

 

皮膚の表面に皮脂はすくないのに、毛穴に皮脂がたまってしまっている、ということなのだろうか。


だったら毛穴の中の皮脂を少なくしてやることで、マラセチア毛包炎は予防できるのではなかろうか。


毛穴の皮脂だけを抜くって、どうすればいいのだろうと思っていたら、長女さんが「それならウィルキンソン」だという。

 

なんでも、末っ子と一緒に亭主秘蔵のウィルキンソン炭酸水をせっせと消費して、顔の角質を除去したらしい。別にウィルキンソンじゃなくても、砂糖などの入っていない炭酸水ならいいとのこと。

 

 

 

 

だけど、炭酸では、広範囲で炎症を起こしている息子の背中にはキツそうな気もする。やるにしても、炎症がおさまってから、試すべきだろう。


他にも皮脂を取る方法がないかと思って検索してみたら、いくつか見つかった。

 

  • マイルドなクレンジングを使う
  • オリーブオイルを使う
  • 重曹などで手作りした入浴剤を使う


クレンジングオイルと蒸しタオルで背中ニキビに対処する方法を紹介しているサイトがあった。

 

試してみたいけれども、炎症を起こしている状態でやるのは、やはり怖い。症状が消えてからやるか、炎症のないところで部分的に試してみるべきだろう。


オリーブオイルについては、推奨するサイトがいくつもみつかったけれども、気になるのは、マラセチア真菌が作り出す炎症物質が、オレイン酸であるらしいことである。オリーブオイルの主成分もオレイン酸なので、すでに毛穴に炎症がある場合には、試すべきではないように思う。

 

手作り入浴剤は、とても興味があるけど、材料集めと作る手間がかかるので、いまは保留。楽しそうだから、そのうちやってみよう。

 


そもそも、なぜ乾燥肌なのに皮脂が多いのか。


以前、愛用しているヤクルト化粧品の販売担当の方から聞いたことがあるけれど、乾燥しすぎていると、それを補おうとして、皮膚がせっせと皮脂を作ってしまうのだという。だから、保湿をしっかりすることが、余計な皮脂を減らすことになるのだと教えてもらった記憶がある。


検索してみたら、そういう状態のことを、乾燥性脂性肌とか、インナードライ、オイリードライとかいうのだそうだ。


毎晩のお風呂上りには、私の化粧水を息子にもたっぷり使っているのだけど、それだけでは乾燥は解消されていない。あいかわらず、カッサカサである。

 

息子の冬の手足の乾燥肌は、放っておくと酷いあかぎれになってしまうので、保湿クリームやヴァセリンなどをたっぷりつかうことで対処していたけれども、クリーム系の保湿剤は毛穴をふさぎそうで、ダメな気がする。

 

 

 

 

 ・・・なんか、Amazonの商品紹介の写真サイズが無駄に巨大化してる気がする。もとに戻せないのかな。あとで調べよう。

 

保湿については、毛穴をふさがず刺激も少ない化粧水タイプのもので、頻度を多めにしてみよう。

 

 

あとは、マラセチア真菌に対応している軟膏を、いまよりもしっかり使ってあげることと、抗菌作用のあるボディソープを試してみることだろうか。

 

 

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他に、マラセチア毛包炎の人は、化繊素材の下着を避けるべき、という記事も読んだ。静電気が肌に刺激を与えて症状が悪化するらしい。ヒートテク素材の下着のために肌が乾燥しすぎるなどして、冬場のマラセチア毛包炎が増えているという記事も見かけた。気をつけよう。

 

 というわけで、近所のドラッグストアに出かけてくる。

 

 

それにしても、マラセチア毛包炎って、覚えにくい病名だと思う。

頭のなかでマカダミアナッツとかぶってしまうのだ。