今日の健康観察日記
だるい。キツい。しんどい。足冷える。
昨日、ちょっと調べ物や文章書きに過集中してしまい、相当に消耗したようで、今朝起きたとたん、トンデモない疲労感に襲われて参った。
やりすぎは禁物と分かっているけれど、何かに集中していると、精神的には安定する。
たぶん、ネガティブ思考のエンドレス再生から解放されるためだろう。
でも体力ないから、翌日に疲れを引きずる。
トシ考えてほどほどにしないと。難しいけど。(´・ω・`)
読書
昨日やったのは、旧約聖書「ルツ記」を、可能な限り丁寧に読むことと、書かれている物語を、自分なりにリライトすること。口語訳と文語訳を、どちらも読んでみた。ものすごく興味深かった。
「ルツ記」は比較的短いけれど、キリスト教やユダヤ教、そして当時のイスラエル方面の文化習慣についての知識に乏しい私には、「わからない」と感じる部分がたくさんある。
調べてみて、旧約聖書の世界の一端に親しめた気がした。
いや、気軽に「親しむ」などという言葉を使うには、途方もなく遠い世界ではあるのだけども。
イエスが生まれる何百年も前、ベツレヘムに住んでいた家族が、飢饉を避けるために、「モアブ」と言われる異民族の地域に移住した。
けれども移住してから十年の間に、夫と息子二人が死亡。
後に残されたのは、妻のナオミと、息子二人の嫁たちだけだった。
ベツレヘムでは飢饉が去り、食べ物に困らなくなっていると聞いたナオミは、故郷に帰ることにしたけど、モアブ出身の嫁二人のことは、それぞれの実家に帰そうと思った。
ナオミの説得で、嫁の一人は泣く泣く実家に帰ったけれど、もう一人の嫁は、なんとしてもナオミから離れようとしなかった。それでナオミは、その嫁ルツを連れて、ベツレヘムに帰還した……。
これは冒頭の部分だけれど、口語訳旧約聖書で読んでいても、かなり分からないことがあった。
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しかしナオミは言った、「娘たちよ、帰って行きなさい。どうして、わたしと一緒に行こうというのですか。あなたがたの夫となる子がまだわたしの胎内にいると思うのですか。(1章11節)
娘たちよ、帰って行きなさい。わたしは年をとっているので、夫をもつことはできません。たとい、わたしが今夜、夫をもち、また子を産む望みがあるとしても、(1章12節)
そのためにあなたがたは、子どもの成長するまで待っているつもりなのですか。あなたがたは、そのために夫をもたずにいるつもりなのですか。娘たちよ、それはいけません。主の手がわたしに臨み、わたしを責められたことで、あなたがたのために、わたしは非常に心を痛めているのです」。(1章13節)
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現代日本の常識から考えると、ナオミの説得の言葉はトンデモな内容としか思えないけれど、これは、
「未亡人は亡夫の兄弟と再婚するのが当たり前」
という世界の話なのだ。
まだまだ詳しいことは分からないけれど、旧約聖書の世界の「律法」では、子孫を残して、土地と名前を代々継がせていくことが、とても重要視されていることは察せられる。
価値観と文化の違う世界であることをしっかり頭にいれて、いろいろ読んでいこうと思う。
そのうち読んでみようと思っている本をメモっておく。