こんにちは。
福祉サービスの支援で朝から出かけた息子(24歳・自閉症)が、小一時間もしないうちに、熱が出たと帰されてきた。
帰宅後に検温したら、完全に平熱だった。
たぶん、お出かけに興奮して一時的に体温が上がっただけだったのだろう。
仕方がないことだけど、お出かけを楽しみにしていた息子は全く納得いかなったらしく、パニックにこそならないものの、「おでかけ!」の連呼が止まらない。
パソコンを立ち上げてYouTubeを開き、例によって、息子の鎮静剤であるリヒターの「マタイ受難曲」全曲を通して聞かせた。
私のデスクトップには、BOSEのスピーカーがついていて、これが小型ながら実にいい音を出してくれる。iPhoneやKindle Fireも音はそんなに悪くないけど、クラシックの厚みのある音は、BOSEにはかなわない。
小一時間で、息子はほぼ落ち着いた。
ところが、午後から私が通院のために外出の準備を始めたら、息子がそわそわとし始めた。一緒に行きたいらしいのだけど、一応、発熱で帰宅されられた身ではあるし、連れ歩くのは気が引けたので、
「今日は、お留守番してて」
と言ったら、この世の不条理全てを一身に食らったかのような切ない顔で見送ってくれたので、実に胃に悪かった。
(_ _).。o○
息子のおかげで早めに家を出たのだけど、精神科外来は混んでいて、予約時間を1時間ほど超過して診察に呼ばれた。
抗うつ剤のミルタザピンを、1錠から2錠に増やして3週間が経っている。
意欲も回復してきて、日記をそこそこコンスタントに書ける程度には、鬱は改善しているものの、家事などで行動を開始するときの、ずしーんと重く引きずり下ろされる感じは、まだ続いている。
毎日の歩数を維持しようという試みも、2回に1回は虚しさに打ち落とされて、外出に至らず挫折している。
昨晩は、塾帰りの末っ子を迎えに出たついでに、ドラクエウォークを立ち上げて、家から180メートルほど離れた路上に落ちていた勾玉(ジパングイベントで収集するアイテム)を拾ってくることで、なんとか歩数を稼いだ。
今日も病院が終わってから、薬局で処方箋を出してから、少し歩こうかと思うけど、どうにも気が重い。
そういう重さに加えて、意味もなく自罰的な循環思考に捕まってしまうと、なかなか脱却できなくて、それがマジでしんどい。
などという状況を、かいつまんで話したら(ドラクエ云々は省略した)、
「そういう状況は全部鬱の症状ですから。鬱なんぞに生活を邪魔されるより、薬を増やしましょう」
ってことで、今日からミルタザピンが3錠になった。
私は単純な人間だから、薬が効いて元気になったら、いまよりもっと読み書きの量が増えるだろうし、効かなかったら、更新数が減るだろう。
もっとも、鬱だ鬱だと言いながら、先月は60本以上も記事を書いているのに、今気づいた。おかしいな。全然書けていないつもりだったのに。
(´・ω・`)