今日は長女さんのクラスの懇談会と、息子の担任との面談の掛け持ち。末っ子、息子は同行。
攻略ポイントは、長女さんのクラスのPTA役員就任を、なんとか回避すること。
どう考えても今年は無理。やったっていいけど、今年は亭主が忙しいから、すべての会合に息子と末っ子を連れていかなければならず、それではほとんど仕事にならないことは分かりきっている。
余裕のない時期に、そういう場で自閉症児に理解のない保護者と付き合うリスクも冒したくない。
ブチ切れずに思いとどまる自信が、今はない。
昨日のネットニュースで、自閉症の原因について、日本人の約三割が誤って認識しているという記事があった。
調査したのは日本自閉症協会。「心の病」「遺伝病」「親の育て方のせい」という誤解が、二十代未満の若者と、六十代以上の世代にはびこっているのだとか。
でもって、二割程度の親が、自分の子と自閉症児を遊ばせたくないと考えているそうだ。
そんなこと、わざわざ調査してくれなくても十分に知っている。
これまで、息子を連れ歩くたびに、どんだけそういう視線を浴び続けたことか。
私の知人には、「おたくの子を入れると入園希望者が減る」という理由で、幼稚園の門前払いを食わされた人もいる。
友人に我が子の障害を「カミングアウト」した途端、「いやああああ、鳥肌ぁぁぁぁ」と叫ばれたという人もいる。
みんながそうではないけれど、まあ三割は、そんなものです。
息子の担任の先生との面談は、とても楽しみ。
昨日、息子は、給食に出たケーキに大喜びして、先生の分までいただいて食べたらしい。
もうしわけないやら、ありがたいやら。
(2005年04月19日)