(2006年09月11日)
頭痛。
あまりに痛いのでバファリン飲んだ。
早くきいてくれ~(泣)。
昨日の遭難ドライブの疲れだと思う。肩とか背中とか、バシバシになっている。
今朝、息子(8歳・重度知的障害、自閉症)の担任の先生への連絡ノートで、某養護学校までドライブをしてきたことと、とても毎日の送迎はできそうにないこと、できれば可能な限り地元の学校で教育を受けさせたい意向であることを報告した。
先生からは、とくにお返事はなかったけれども、私の書いた文章の、その部分に、きっちりマーカーで線引きがしてあった。
午前中、自閉症児の母親である知人から、電話があった。ひさびさなので、大変な長電話となった。
彼女のお子さんは、うちの息子と同じ年齢で、今年の一学期まで、ずっと普通級でがんばっていたのだけれど、先日とうとう、他校の特殊学級に転校していった。
息子さんの新しい担任の先生は、とても療育に熱心な方なので、いろいろな意味で肩の荷が下りたと友人は話していた。
私も息子の状況を話し、養護学校への転校を考えはじめていることを伝えると、「やめたほうがいい」と、強く止められた。
彼女の息子さんのクラスには、うちの学区の養護学校から転校してきたお子さんがいるのだという。その子の保護者は、自閉症児に対する養護学校での待遇が、教育ではなく、ほとんど放置に近い状態であることに我慢ならず、そのような選択をしたのだとのことだった。
あまり「教育熱心」な養護ではないと、前から聞いてはいたけど、まさか「放置」とは。
電話をくれた知人は、
「もしもあそこの養護に行ってたら、息子くん、まだオムツはずれてないかもよ」
とまで言う。そうなのか…
息子は、オムツをつけて小学校に入学したのだけれど、熱心な担任の先生との連携で、一ヶ月でトイレトレーニンニグに成功した。
オムツは取れてあたりまえだし、息子には絶対できるはずという、担任の先生の強い信念が、私たち親と息子の心を動かしたのである。
そこの養護学校は、児童の数が増えすぎて、教室も足りない状況だというから、丁寧にトイレトレーニングをする人手もないのかもしれない。
放置されるために、往復二時間のバス通学をさせるのは、馬鹿げている。それだったら不登校で家にいたほうが、よっぽどマシである。今年中に見学にはいくつもりだけれど、そこへの転校・編入には、ますます気乗りがしなくなった。
知人の目には、息子がこの数年間で、ものすごく力を伸ばしてきているように見えるという。せっかくこれまで妥協せずに療育してきた成果が上がってきているのだから、絶対このまま行くべきだと励ましてくれた。ありがたいことである。
末っ子(一歳)が幼稚園に上がるまで、息子にはなんとか乗り切ってもらって、その後は可能なかぎりサポートしつつ、地元でがんばる……という方針でいこうかと、少しづつ気持ちがカタマリ始めている。
(過去日記を転載しています)