こんばんは。
土曜日。
息子(26歳・重度自閉症)は、福祉サービスのお出かけ。
最近、タロットにハマっていて、いろいろ占ってくれるので、タロットクロスをプレゼントした。
末っ子は春休み。
喫茶店でレポートを書くというので、私も便乗。
末っ子のレポートのテーマは、田村俊子の小説「木乃伊の口紅」だという。青空文庫に入っているので、Kindle版をダウンロード。
小説を書く夫婦の軋轢のお話らしい。
不仲であるのに、妻の方が女優業を始めて頭角を表すと、泣かず飛ばずの売れないバンドマン的な性根の夫がしがみついてきて、結局別れないのだとか。
なんだか伊藤野枝と二番目の夫の辻潤の関係を思い出す。田村俊子も「青鞜」に書いていたというから、交流もあったのかもしれない。
話を聞いていて、私も興味が湧いたので、瀬戸内晴美「田村俊子」(講談社文芸文庫)のKindle版を購入。
末っ子はざっと目を通して、レポートを書いていた。私もそのうち読もうと思う。
喫茶店には二時間ほど滞在した。
読書とおしゃべり、美味しいコーヒーとポテトフライで、楽しいひと時だった。