こんにちは。
もうすぐ11月が終わる。
一年前のいまごろは、新型コロナで入院していた。
陽性がわかって入院したのが23日。
コロナ陽性日記(とほほ) - 湯飲みの横に防水機能のない日記
28日には、鼻からの酸素吸入と、ステロイド(デカドロン)剤投与が始まっている。入院中、最も体調のつらかったあたりだ。
久々に当時の日記を読み返して、あの時の逃げ場のない苦しさを思い出した。
あの日、あのタイミングでのステロイド投与がなければ、免疫暴走で助からなかったのかもしれない。
いろいろな巡り合わせに、ただただ感謝する他はない。
それにしても、新型コロナ肺炎の真っ最中に、よくもまあ、毎日まめに日記を書いたものだと思う。
それを思うと、後遺症の恐ろしさを痛感する。
寝返りもつらい時期ですら欠かさず書けていた日記が、書けなくなったのだから。
いま思えば、あれはブレインフォグというものだったのかもしれない。湯水のように読めていた漫画やラノベすら読むのがキツくて、話が頭に入らなかった。
そうした症状も、いまはすっかり消えている。
読書量はすっかり戻った。Kindle本を自粛して、「小説家になろう」などの作品を読み倒していたら、「画面をみている時間が倍になっています」と、iPadに警告された。
身体的な後遺症も、ほぼ消えたのではないかと思う。動悸がひどくて台所での洗い物もまともにできなかったのに、いまでは平気で洗い上げているし、他の家事もそこそこできている。ただ、食事の支度はすっかり亭主の仕事になっている。時々は私も作るけれども、せいぜい亭主が仕事で遅くなる日くらいだ。
南アフリカで、オミクロンとかいう新型コロナの変異株が見つかったとかで、再感染のリスクが取り沙汰されているようだ。
ヨーロッパでは再びロックダウンしている国もあるという。
新型コロナ感染など二度と御免だ。
マスクとうがい手洗いは、これからも怠るつもりはない。