新型コロナに感染して、発症したのは、11月20日。
PCR検査したのが、11月21日。
コロナ陽性が分かって入院したのが、11月23日。
デカドロン (ステロイド)投与で肺炎が落ち着いて、退院できたのが、12月7日。
PCR検査で陰性になったのが、12月14日。
で、今日が12月29日。
発症から40日目、退院から22日目になる(はず。計算合ってるかな…)
今日は三食とも、家族と一緒に食卓で食べた。
2週間ほど前には、食べている途中で登山みたいに息切れしてきて、とても椅子に座っていられなかったことを思うと、ずいぶん回復したのだとわかる。
まだ動き回ると苦しくなる。軽い家事も、10分ほどで動悸がしてくる。
でも、動いて咳が出る頻度は減ってきた。
たぶん、あと2週間くらいすれば、もっと動けるようになっているだろう。
それにしても、肺炎だけで、こんなに身体が弱ってしまうものなのだろうか。昨日病院で酸素飽和度を測ってもらったけど、数値は98で、正常だった。
酸素が足りているはずなのに、動悸がして息苦しいのはなぜなのか。
じっとしている分には足りていても、動くと途端に足りなくなるのだろうか。よくわからない。
発症して高熱が出はじめた頃、全身の筋肉がとんでもなく痛かったけど、あれは一体なんだったのかと、ちょっと思う。インフルエンザの時の節々の痛みとは、レベルの違う痛さだった。
考えて分かることではなさそうだから、日々の経過を観察しつつ、いろいろ調べるしかない。
とはいうものの、やることは変わらない。
無理せず、栄養と休養を十分にとって、心身をいたわる。それだけだ。
朝
7時半ごろに目が覚めた。
火曜日で、平日なのに、息子がCPAPのスイッチを切りに来ない。
介護施設の年内通所が昨日で終わって、今日から冬休みなのだ。
お休みの日にはCPAPを切らないという、息子のルールが発動したのだろう。
ゆっくり起きて、10時くらいに軽く食べた。
プチトマトとオリーブオイルをのせて、バジルをかけたチーズトースト。亭主作。
おいしかった。
昼
野菜たっぷりの、お好み焼き。亭主作。
おやつ。
、
買ってきてもらった、豆大福。大好物。
製造元は山崎パンと書いてあった。
夜
おでん。亭主作。
あと、生協の宅配で届いた、千枚漬けも。
朝と夜、お友達に送っていただいたユーカリの精油とココナッツオイルを、胸と足の裏に塗ってマッサージした。これは亭主と一緒に日課にするつもり。
なんかあっさりした日記になった。
ほかになにか書くことあったかな…。
そういえば、昨日病院で検査を待っているあいだ、近くにいた老人男性が、知り合いと思われる同年輩の女性と、こんな会話をしていた。
「いやー、最近、認知症っていうか、ボケがはじまっちゃってね、いろいろ分からなくなって大変なんだけど、とくに家族への感謝の気持ちっていうのがね、さっぱり出てこないんだよね」
「あー、分かる。ほんとにそうよね」
「おたくも?」
「同じよ。いろいろ思うこともあるけど、もう割り切るしかないのかなって」
「とは言うものの、つらいよねえ」
「そうよねえ」
会話のこのあたりまで、私はてっきり、認知症の患者さん同士が、冷静に自分のあり方を見つめ、自己批判と諦念を口にしているのかと思っていた。
その思い込みは、年配の女性が、
「ちょっとおばあちゃん! そっちじゃなくて、こっち! ちがうその部屋じゃないから!」
と、後期高齢者らしい女性に向かって叫んだところで打ち砕かれた。
関係の無い部屋に行こうとしていた老婦人は、きっちりお化粧して衣服おしゃれだった。最初に会話していた男性と女性は、私よりずっと年上かと思っていたけど、案外私と同世代か、年下だったりするのかもしれない。
さで、寝よう。