(※2020年11月21日発症)
新型コロナの後遺症に苦しむ方々を取材したニュースを見た。
“コロナ後遺症”の苦しみ 倦怠感 全身の痛み数カ月 - YouTube
いまの私の状態も、ニュースに出ていた方々と重なる部分がある。
起き上がってトイレに行っただけで、脈が毎分140になっている。(トイレが遠いわけでも、個室で暴れているわけでもない)
1時間を超えて椅子に座っていると、とてつもない疲労感に襲われて、目の前が暗くなる。
そうした状態を我慢して、横にならずにいると、息苦しくなって、胸に痛みを感じる。
家族のおかげで、無理なく養生できる生活だから、発熱もせず、頻繁に苦痛を感じることもなく、穏やかに暮らすことが出来ているのだと思う。
いまの時点で、以前通りの暮らしをしようとすれば、酷いことになるのは想像がつく。
炊事や買い物などの家事は、とてもできそうにない。
息子の世話や送迎も、無理だと思う。
新型コロナ後遺症の患者さんを大勢診ているという医師を取材した記事もあった。
コロナ“後遺症”外来 「軽症」だったのに… | ちかさとナビ | NHK
一部引用。
平畑光一 院長
「ホテル療養の間はだるさに気が付かないが、療養が終わったあと、いざ会社に行く、学校に行くとなった時に強いけん怠感に気付く。呼吸が、息がしづらいとか、動悸が強いとか、嗅覚、味覚障害とか、多様な症状を一度に訴える人が多いです。後遺症があってつらいことを誰も知らない、みんな自分のことを怠け者だと言うなど、見放された気分になり、孤独感が強くなる。ただ、しっかりと対応すれば改善していくので、後遺症を診てくれる診療所が増えてくれたらと思います」
「しっかりと対応すれば改善していく」という言葉に、光が見えてくる。
新型コロナとサイトカインストーム(免疫暴走)が壊したものは、やはり肺だけではないのだろう。
脱毛や味覚障害、記憶障害は、明らかに肺以外の問題だ。
CTの映像を見せてもらった限りでは、肺はどんどん回復しているのに、動いだときの動悸の酷さや、息苦しさや疲労感は、肺ほどのスピードでは改善していない。
どこがどう壊れたせいで、こんなことになっているのか、詳しいことは私には分からない。
けれども肺が治ってきているように、ほかの部分だって、回復しようとしているはずだ。
時間はかかるかもしれないけれども、いまはとにかく身体を休めて、栄養をしっかり取って、焦らずに修復に努めたい。
それが許される境遇であることと、周囲の理解がある幸運に、深く感謝しつつ、今後の人生を大切に過ごしたい。
昨日の夜
就寝前に、ちょっとした事件があった。
居間のテレビが壊れたのだ。
我が家の人間は、基本的にテレビ番組を見る習慣が全くないので、居間のテレビは息子(23歳・重度自閉症)の環境映像のための専用ディスプレイとなっている。
息子が焦ったような顔でテレビを抱え込んでいるのに亭主が気づいて、状況を確認したところ、テレビを支えている土台部分のネジが、壊れたか外れたかしたらしく、傾いて倒れそうになっていたのだという。
在るものはあるべき姿で維持されなくてはならないという信念を持つ息子が、傾いたテレビを容認するはずもないので、緊急に修理することになったのだけど、壊れたのがめんどくさい箇所だったらしく、作業は困難を極めたようだ。
私は隣の部屋で寝ていたので、詳細は分からないけれども、長女さんと二人がかりで、ずいぶん長いこと頑張っていた。
終わってから聞いたところでは、ネジ穴の深さよりも、はるかに短いネジが使われていたとのこと。ここのところ、息子がテレビに抱きついていることがあったようなので、揺すられ続けて外れてしまったのだろう。
直してくれたおかげで、年末年始の息子の平穏な暮らしが守られることとなった。ありがとう。( ´ ▽ ` )
亭主はDIYを趣味にしているわけではないけど、物作りは好きなようで、毎晩寝る前に、それ系の動画を見て楽しんでいる。
最近は車の改造の動画をよく見ているようだ。
亭主曰く、そういう動画を見続けていると、修理困難な状況に遭遇しても、諦める気にならなくなるそうだ。
改造された「セニアカー」が、爆走している。
ときおり町で見かけるけれど、「シニアカー」とも呼ばれるコレは、こんなスピードで走る乗り物ではなかったはずだ。
……ちょっと乗ってみたくなる。😎
朝
7時半ごろ目が覚めた。
月曜日の採血で腫れ上がった右手の甲が、ほとんど元どおりになっていて驚いた。痛みと腫れは完全に引いているし、色もそんなに青くない。よかった。
朝ごはん。
きのうのおでんの残りと、トーストと、ほうじ茶。
大根が昨晩よりも美味しくなってた。
午前中
日課にすると決めた、ユーカリの精油とココナッツオイルでのマッサージをやってからは、横になって過ごした。
亭主と息子は、元旦に食べる鰤の切り身などを買い出しに出かけ(鰤、とっても高値だったそうだ)、長女さんは大掃除の仕上げをしてくれていたようだ。
昼
焼きそば。亭主作。
家族で食卓で食べて、食後の薬を飲んでから、布団に帰還。まだ、ずっと起きているのは辛い。
漫然と横になっていると、ほとんどそのまま動かずに何時間でも同じ姿勢でいるので、多少メリハリをつけるために、アレクサに頼んで、1時間おきにタイマーを鳴らしてもらって過ごした。
タイマーが鳴ったら、用がなくてもちょっと動いたり。起き上がらなくても、せめて寝たままマッサージなどしてみたり。
マンガや小説ばかり読んでないで、別のことをしてみたり。
ネガティブなことを考えそうになっときは、パズル系のアプリをとことんやりこんでみたり。
タイマーのおかげで、ふにゃもらけ君をバイトに出し忘れずに済むので、だいぶ貯金が増えた。
ふにゃもらけのアカウントは、二つ持っている。
一つ目は、ゲーム公開初日から自分のiPhoneで作ったアカウントで、もう一つは、長女さんにiPadを譲ってもらったときに預かったアカウント。どちらも毎日ログインして、お世話している。
こちらはiPadのふにゃ君。
なんとなく、不思議の国のアリス風の部屋にしてみている。
こちらはiPhoneのふにゃ君。
どちらも、明日にはお正月仕様に模様替えをしよう。
夜
晩ご飯。
肉じゃが。
春菊と菊のおひたし。
ほかに、きゅうりの浅漬け、りんご、大根の葉っぱの混ぜご飯など。亭主作。どれも好物ばかり。
夕食後、動悸が結構長引いたので、またしてもおとなしく横になって過ごした。
明日は大晦日。
夜には紅白歌合戦を見る予定。
私にとって、年に一度っきりのテレビ視聴の時間だ。
居間のテレビは息子が占拠するので、長女さんのテレビをどこかにセッティングしてもらって見ようと思う。
たまには、一年を振り返る日記でも書いてみようかと思ったけど、コロナ陽性が強烈すぎて、ほかの出来事が吹っ飛んでしまった。
考えてみたら、末っ子の高校進学とか、いろいろ思い出になるべきイベントは、あったはずなのに。卒業式や入学式がどうなったのかも、とっさに思い出せない。どっちもネット配信だけだったっけ。
さて、寝よう。
おやすみなさい。