ひさびさに、枕元の棚の上の本を入れ替えた。
並べる本は五冊まで。
その日の気分で本とぬいぐるみなどを選ぶ。
まず、重複買いが発覚したヒルティ「眠られぬ夜のために」の第1部。
それから聖書。「眠られぬ夜のために」は聖書の引用が多いので、参考用に。
いつも教会に持っていく口語訳聖書ではなく、資料や注釈がたくさん載っている、講談社版の聖書で、元々は亭主の蔵書だったものだ。著者はフェデリコ・バルバロという宣教師で、1935年に来日していたという。
それから、やっと発掘した「自閉症スペクトラムの精神病理 星をつぐ人たちのために」内海健著。
「ADHD 集中できない脳をもつ人たちの本当の困難 理解・支援そして希望へ」
「あるある」とうなづきながら楽しむ(楽しくないこともある)読み物として楽しんでいる。
ここ数日、末っ子が寝る前にこの本を音読してくれている。
末っ子はここのところ東野圭吾が気に入っているそうで、「プラチナデータ」は特におススメの作品なのだという。
序盤、殺人犯が現場に残した陰毛をDNA解析して、具体的な身体的特徴や血縁者を特定するエピソードがある。
寝る前に陰毛の話を延々と聞かされるのはどうなんだろうと思ったけれども、とくに夢見の悪くなるようなことはなかった。陰毛は安眠を妨害しない。
話の先が気になるので、音読を待たずに自力で読了するかもしれない。