湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

「#検察庁法改正案に抗議します」

 

一昨日、Twitterで「#検察庁法改正案に抗議します」察庁法改正案に抗議します」というタグのついたツイートがトレンドになり、私のタイムラインにもたくさん流れてきた。

 

気になっていろいろと読んでみたら、内閣の手法がずいぶん荒っぽい横車押しに思えて、だんだん気持ち悪くなってきた。

 

私にも分かりやすくまとめられた記事があったので、リンク貼ってみる。

いったい検察庁法改正案の何に抗議しているのか|徐東輝(とんふぃ)|note

 

芸能人や作家を含む各界の著名人が、「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグを入れたツイートをしているのを見ていて、翌日に巻き起こるであろうバッシングの嵐が想像されて気が塞いだが、果たしてその通りになった。しかも論点がずらされていて、「公務員の定年延長に反対するのはおかしいじゃないか」みたいなことになっていた。

 

ことさら見るに耐えないと思ったのは、きゃりーぱみゅぱみゅさんへの叩きである。

 

炎上後、きゃりーぱみゅぱみゅさんがファン同士の罵り合いを憂慮して当該発言を削除されたので、ニュース記事を貼り付ける。

 

きゃりーぱみゅぱみゅが政治評論家の加藤清隆氏に「失礼ですよ」と抗議|ニフティニュース

 

相手を若い女性歌手と見てマウントを取りに群がる人々の言動をリアルタイムで見ていたけど(なぜなら私はきゃりーぱみゅぱみゅさんのフォロワーだから。彼女のセンスが好きなのだ)、遠ざかる暗き昭和のゾンビがわいてきたようで、なんとも薄気味悪かった。

 

今の若い人たちは聞いたこともないかもしれないけど、かつての日本には「女の浅知恵」「女子供のすることではない」「女に学問はいらない」などという不思議な言葉が基本常識用語としてまかり通っていた時代があった。夏目漱石の「吾輩は猫である」には、猫の飼い主の奥さんが、「女ですから分かりません」なんて話すシーンがあったりする。

 

もっとも令和のゾンビたちは、「女が政治に口出すな」とは言わないようだ。そこのところは時代に合わせて進化したというべきか。ゾンビも偉いな。

 

それに、彼らの「知識もないのに政治に口を出すな」という叩きは、「しっかり知識を身につけて政治に口を出せ」と叱咤しているとも受け取れる。ゾンビーズにはそんなつもりはないのだろうけど、自らの調伏方法を公開して襲いかかってくるあたり、本質的にお人好し(おゾンビ好し?)なのではないかと思う。育ちがいいのだ。さすが、令和のゾンビである。

 

きゃりーぱみゅぱみゅさんの人となりをよく知っているわけではないけれど、きっとこれからいろいろと学んでいかれるのではないかと思う。

 

 

「#検察庁法改正案に抗議します」のタグでツイートした著名人の一覧表なども出回っていて、思わずレッドパージを連想したけど、ありがたいことに、いまは(まだ)そこまで物騒な時代ではないから、私もその一覧表を参考にさせていただいて、そこに名前のある方々の著作や楽曲を順番に楽しんでいる。

 

それにしても。

 

政府高官は、組織的な大量投稿が可能だとして「民意ではない」と語った。(朝日新聞 2020/05/12)

 

f:id:puyomari1029:20200512115627j:image

 

私も「組織」の人だったらしい。知らなかった。

どんな名前の組織だろう。

 

チームADHDかな。

ひとりぼっちなのに。(´・ω・`)

 

dakkimaru on Twitter: "朝のお薬飲んだ。 #ADHDのやったこと報告 #検察庁法改正案に抗議します"

 

 

この曲買っちゃった。