昨日の午前中は、精神科外来だった。
血圧が高くなったことを報告して、コンサータを飲み続けて大丈夫かどうかを主治医に確認した。大丈夫とのこと。
血圧の数値(165-110とか)については、高いことは高いし、要注意だけれども、緊急に投薬治療をするレベルではなく、投薬するとしても少量から始めつつ、運動と塩分控えめを心がける感じとのこと。
いつもの薬を処方してもらって、調剤薬局で1時間待って薬を引き取って、2時ごろ帰宅。
3時半から、長女さん(23歳)の就労支援の件で、福祉事業所で、所長さんと、障害者職業センターの方々と面談した。私の役割は、長女さんが言葉で説明しきれなくなったときに、言葉を添えること。
前回の面談は、長女さんとケアマネさんだけで出かけていて、私は付き添わなかったのだけど、今回はケアマネさんがいないので、長女さんの安心のため、そのかわりり入った感じである。
とはいえ、長女さんはほとんど自力で問題なく状況説明できていた。私は保険のようなものである。
面談に入る前に、アルコールでの手指の消毒と、検温を勧められた。
長女さんは36.8度で問題なかったのだけど、私は37.1度だった。車を運転してきただけなのに、全身アツアツで汗ばんでいたので、衣服の中に風を通して冷ましてから再度検温したところ、36.9度に下がった。
実のところ、車を駐車場に入れたあたりから、お腹の痛みが始まっていて、時折ちょっとばかり強い差し込みがあった。まあなんとか大丈夫だろうと思ったのだけど、大丈夫じゃなかった。
面談が始まると、差し込みの頻度が上がり、背中は冷や汗だらだら、 時折激痛という、とんでもない苦行となった。
過敏性腸症候群の面目躍如というべき症状だけれども、ここまで辛くなるのは、二年前の末っ子の運動会以来で、投薬治療を始めてからは、外出時の痛みはほとんどなかったのに、ぶり返してしまった。
痛みを我慢するのは慣れているから、面談では問題なく話し合いに参加した。決まったことは、次の通り。
・長女さんは、今月中に二回ほど、お試し出勤をする。段取りについては、支援事務所の所長さんのほうで、勤務先と調整する。
・今月末の精神科の受診時に、お試し出勤の状況を報告し、復職してよいという主治医の判断がもらえたら、その旨診断書に書いてもらって、職場に提出する。
・復職の見通しが立った時点で、職業センターから派遣されるジョブコーチと顔合わせをする。
・職場センターのほうで、職場と話し合って、どういう形で支援を入れるかを取り決め、支援計画書を作る。
・問題なければ、連休明けには復職できるように進めていく。
ただ、この先、新型コロナの状況が悪化した場合、福祉施設へのジョブコーチの訪問等を自粛しなくてはならなくなる可能性もある。現時点でも、各事業所が自発的に自粛しているようで、ケアマネさんによる息子(22歳・重度自閉症)のモニタリングも、今期は施設へ直接訪問することを避けて、電話での確認に切り替えられていた。健康リスクの高い利用者さんが多いのだから、当然の配慮ではあるだろう。
長女さんは、職場での業務内容が整理されて、自分がやるべき作業と、やらなくてもいい作業の線引きが明確にされることと、上司への報告の機会が定期的に設けられることを希望していた。
それを受けて、職業センターの方は、業務内容を明文化することと、長女さん用の業務日誌を作ってもらって、毎日施設の課長さんが確認することと、個人的に相談する機会を定期的に作ってもらうことを、職場のほうに提案すると言ってくれた。そういうやり方でうまくいっている人が多いのだという。
職業センターの方は、面談のあいだずっと、聞き役に徹して丁寧にメモを取っていたけれど、最後のほうで、長女さんに聴覚や視覚の過敏はないかと、確認してくれた。その話は出ていなかったので、とてもありがたかった。
話し合いが終わって、地獄の思いで車を運転して帰宅。
お腹の痛みは夜まで続いたものの、寝るころには消えた。
この面談のあと、できれば内科に行って高血圧の相談をしたかったのだけど、さすがに無理だった。
夜、猛烈にだるいふくらはぎを、末っ子にマッサージしてもらって、就寝。
マッサージが効いたのか、今朝は比較的体調が良かった。
末っ子が、新学期からの通学用のスカートを買いたいというので、ついでに息子の衣類の買い出しもすることにして、車を出して「しまむら」に出かけたものの、高校生女子が通学に使えそうなスカートは品切れていた。
息子の服は、どっさり買えた。
ついでに、長女さんにリクエストされていた、長座布団も購入。
「しまむら」店内をうろうろしていたのは、せいぜい30分ほどだと思うのに、レジに並ぶころには疲労困憊して、なんとも言えない具合の悪さを感じていた。
お腹は痛くならなかったものの、体力のなさがちょっとおかしい。ほとんど衰弱に近いレベルだ。
命に関わるような本格的な衰弱は、無顆粒球症(白血球がほとんどなくなってしまう病気)で入院したときに経験しているから、そこまでではないと分かるけれども、無理したらまずいと本能的に感じるレベルではある。
高血圧対策で運動はしたいけれども、「普通」に動き回るのは、たぶん危ない。というか、体力がもたない。
やはり、鬱血や痛みの強い、脚や腕を重点的に動かすしかなさそう。
✴︎過去日記を転載しています。
(転載日…2023年9月19日)