湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

今日の小学二年生(2005年06月27日)

(過去日記を転載しています)

ただいま帰宅。

 

息子(7歳・重度自閉症)を迎えに行ったとき、担任の先生に聞いたところでは、今日は穏やかに授業を受けていたらしい。

 

帰宅後すぐに、積み木を壁状に積み上げたかと思うと、「明和電機画報3」のビデオをつけながら、ピングーの主題歌を口ずさみつつ、お気に入りの長座布団を積み上げて、その間に挟まっている。

 

この一連の行動は、息子にとって、神経を鎮めるための癒し効果の高いものばかりである。やっぱりちょっと、くたびれてはいるのだろう。

 

ちかごろの息子は、末っ子(生後5ヶ月)が泣いていても、あまり動じなくなった。

 

ちょっと前までは、泣かれると、どうにかしないといけないと思うらしくて、私にテレビゲームをやらせようとしたり、あっちこっち部屋を移動させたりと、いろんなことを試みていた。

 

思うに、自分の気持ちが落ち着くようなことをしてもらえば、妹も落ち着くんじゃないかと、類推していたのだろう。

 

とんちんかんだけど、お兄ちゃんらしい思いやりのようにも見えて、なんだかうれしく感じたものだ。

 

ちかごろは、妹が泣いてもそのうちおさまるという見通しが持てるらしくて、平然と構えている。

 

ちなみに、滅多にないことだけれど、姉(9歳・難病児)が苦境に立って、めそめそ泣いたりすることがあると、息子はなぜか大喜びで、とろけるような笑みを浮かべながら、はしゃぎまわるのであった。スーパーマンのようにいろんなことのできる姉も所詮はコドモだ、と思っているのかどうかは、誰にも分からない。