こんちには。
1週間が飛ぶように過ぎたと思ったら、11月もほぼ終わりだった。
月日があっけなく過ぎていく。
9月に家族全員で新型コロナにやられて自宅缶詰(療養)になってから、まだたった2ヶ月ちょっとなのに、なんだか何年も前のことのようにも思えたりする。
時間の経つのが異様に早く感じるのは、日々の暮らしの細部の記憶が消えていくのが早くなっているからかもしれない。
こうして日記に書いておかないと、昨日のことすら思い出せなかったりする。読み返せば思い出せることが多いけど、少し古い日記になると、読んでも記憶が蘇らないことも増えてきた。
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今日の朝ごはんは、バタートースト、スクランブルエッグ、トマトのサラダ(以上亭主作)、野菜スープ(ねこたま作)、柿(亭主が向いてくれた)。
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朝は末っ子と二人で教会学校へ。
アドベント(クリスマス前の4週間)には、例年、イエス降誕のお話になる。
今日はルカの福音書の第1章で、バプテスマのヨハネの父ザカリヤが天使ガブリエルに遭遇して恐怖のあまりパニクった上、老いた妻エリザベツが懐妊すると預言されたのに「ありえないでしょ」的な反応をしたところ、妻の出産まで発語能力を凍結されたというくだりを読んで、お話をうかがった。
聖書の世界では、言葉は大きな力を持つもののようだ。
ザカリヤが言葉を奪われたのは、奇跡を伝える預言を疑う言葉を口にしたからだろうけれども、それはザカリヤの不信に対する懲罰的な意味というよりは、奇跡の到来を妨げるような言葉を封じるためだったのかもしれない。
聖書の世界じゃなくても、負の力を帯びた言葉が思わぬ不幸や災いをもたらすことはある。
たとえ奇跡的な超高齢出産じゃなかったとしても、妊娠中に夫から不安を煽るような否定の言葉ばかり聞かされていたら、妊婦は堪らない。あまりストレスがかかれば胎児の発育だって脅かされるかもしれない。夫ザカリヤを黙らせるという天使ガブリエルの処置は、高齢の妊婦エリザベツと胎児の心身を保護し、家庭の安寧を維持するのに必要だったのだろう。
などと思いながら、お話を聞いていた。
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教会の帰りに、ショッピングモール内の調剤薬局に寄って、処方薬を引き取ったあと、書店で末っ子の古典の問題集と英単語のフラッシュカードを買った。
私もちょっと見せてもらおう。
その後H &Mに寄って、末っ子のカーゴパンツを購入。
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お昼ごはんは、焼きそば(亭主作)、野菜スープ(ねこたま作)。
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昨夜、Amazonプライム・ビデオで、「歴史探偵 後鳥羽上皇と承久の乱」を見た。(NHKオンデマンド)
「鎌倉殿の13人」で比企能員役だった佐藤二朗氏が、後鳥羽上皇や承久の乱についてコメントしているのを見ていると、故人が自分の死後の世の中についてあれこれ評釈しているようで、なんだか不思議な気持ちになった。
後鳥羽上皇は承久の乱で義時に敗れたあと、隠岐に流されて、そこで生涯を終える。
隠岐の島のお土産に「後鳥羽饅頭」とか「後鳥羽煎餅」とかがあるんじゃないかと思って検索してみたけど、さすがに不謹慎だからか、見つからなかった。
お昼ご飯のときに、隠岐の話をしていたら、亭主が後鳥羽上皇の研究者の方から「隠岐サブレ」を一枚、貰って食べたことがあると言うので、サブレの型が後鳥羽上皇だったのかと聞いたら、ただの長方形だったという。お味は美味しかったとのことだけど、ちょっと残念だ。
隠岐からちょっと離れるけど、同じ島根の水木しげるロードには、妖怪食品研究所というのがあって、「妖菓目玉親父」という和菓子が販売されているそうだ。
妖怪食品研究所 水木しげるロードで最も妖しいお菓子「妖菓目玉おやじ」
食べてみたいけど、通販はしていないとのこと。
残念。