「婚約解消を狙っているようですが、浮気の証拠を手に入れたので婚約破棄して差し上げます」(作者:鈴村あおい)
全1話。
タイトル通りの婚約破棄もの。
婚約者が不貞を働いていることと、慰謝料を払わずに婚約解除しようと目論んでいることを知ってしまった主人公が、友人たちとの連携プレーで華麗に「ざまあ」を決めるお話。
近頃では、ラノベの「ざまあ」が体操やフィギュアスケートの技みたいに思えてきた。技の名前をつけたくなるけど、そういうセンスに乏しいので、いい技名が思いつかない。
この作品では、ICレコーダーのように音声を記録できる魔法アイテムが、「ざまあ」の決め手だったので、
「桃色音声浴びせ蹴り」
なんてのを考えたんだけど、イマイチか。
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「婚約破棄された悪役令嬢は正義の令嬢です〜貴方方は平民を馬鹿にしすぎです〜」(作者:小雪)
全1話。
婚約破棄もの。
立場の弱い令嬢たちをいじめていたと非難された主人公は、実はそういう令嬢たちの地位向上のために礼儀作法を叩き込んでいただけだった、というお話。
この作品の「ざまあ」砲は、男尊女卑の貴族社会にあぐらをかいていた貴族男性全員に向けて発射されている。そこがちょっとユニークだと思った。
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「婚約を解消したい、と貴方が言った。」(作者:夏月 海桜)
全12話。
相手の心変わりのせいで、恋する相手との婚約を一方的に解消された男爵令嬢のユリシーラは、自分達の婚約解消が、実は派閥間の政略的な駆け引きのせいで起きたことを知って驚くものの、二度目の婚約では、政略と真ごころを両立させることができるような相手を選んで幸せになる。うん、よかった。
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「幼馴染の公爵令嬢が、私の婚約者を狙っていたので、流れに身を任せてみる事にした。」(作者:完菜)
全1話。
最低最悪のモラハラ婚約者を、性悪な友人が略奪してくれたおかげで、幸せをつかむことができた公爵令嬢のお話。
婚約者を略奪された瞬間に「ざまあ」が成立するというのが面白かった。
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「冴えない姉さんの婚約者を奪ってやった妹ですが、姉には姉で事情があったみたいです」(作者:いっちょしまる)
全1話。
「姉」の事情が完全に予想外だった。
そして「妹」は良いツンデレだった。
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