湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

コロナ療養日記

 

七時過ぎに目が覚めたら、間髪を入れずに息子がCPAPのスイッチを切りに来た。

 

土日の朝は、スイッチ切りはお休み。

息子としては、休みの日には母親の寝坊を許す所存なのだろう。

 

昨夜は長女さんに借りた「ペルソナ4」のアイマスクを付けて寝たので、目の痛みに襲われることはなかった。

 

 

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写真の中でアイマスクを付けているのは私ではなく、人型のパウダービーズクッションである。20年程前に買ったのだけど、酷使に耐えて生き延びてくれている。

 

コロナを発症したあたりから、耳が常に火照った状態で、やたらと過敏になっている。枕に直接触ると気になって寝ていられないので、人型クッションを枕の上に乗っけて、耳が何にも触れないように、頭を持ち上げてもらっているのだ。

 

耳のことは地味に困っているのだけど、お医者さんに相談しても確実にスルーされそうな話だし、人型クッションで工夫すれば寝付きにも支障はないので、いまのところ伝えていない。

 

でも原因は気になる。なんなんだろう。

 

 

 

朝ごはん。食欲があまりなかったので、少し遅めに食べた。

 

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豆乳とベーコンと野菜のスープと、トースト。亭主作。

 

末っ子はスープジャーに入れて持っていったはず。

 

朝出かけてすぐに、末っ子がLINEで「電車が急停車した!」と言ってして、何事かと心配したけど、すぐに動いて、無事に学校についたようだ。よかった。

 

息子は、私が繕ったズボンを履いて、介護施設に出かけていった。

 

繕っている最中から、かなり興味津々だったようで、「できたよー」と声をかけて見せたら、なんだか感無量な表情で受け取って、すぐに履こうとしていた。

 

衣類へのこだわりは、だいぶ薄れてきた息子だけれども、身体への刺激の少ない、着慣れた服を愛用するところは、小さい頃から変わらない。

 

繕えるものは繕ってやって、出来るだけ長く着れるようにしてやりたい。

 

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私の裁縫の下手さとセンスのなさを完全にスルーしてくれる息子は、本当に親孝行だと思う。

 

(´・ω・`)

 

 

午前中

 

お昼過ぎに訪問予定の生命保険の担当の方から電話がきた。満期になった保険についてのお話をするためだったけれども、今回の新型コロナでの入院中の保険を請求できるはずなので、入院先と、入院の期間がわかる書類が手元にあるかという問い合わせだった。

 

新型コロナによる入院の費用は、食事分を含めて、感染症法という法律に基づいて、公費で負担されることになっている。私は病院の判断で個室での入院となったけれども、その分の料金も発生しなかった。

 

テレビカードや冷蔵庫の使用料は自費負担だったけど、私はテレビも冷蔵庫も使わなかったので、退院時には全くお金を支払っていない。だから、領収書も明細書も手元にない。

 

と話すと、保険会社の方に、入院中の治療計画書はあるかと聞かれた。それなら入院中にもらって、家に持ち帰っているので、持っているはずだと答えて、電話を終わった。

 

ところが、あるはずの入院計画書が、どこを探しても見当たらない。退院した日に、バッグから出して亭主に見せたところまでは記憶にあるけど、その後の足取りが全くわからない。

 

心当たりを30分ほど探したものの、見つかる前に体力が尽きて、目の前が暗くなってきたので、ヤバいと思って布団に戻った。

 

しばらく横になっていたら、治療計画書をもらったときに、写真を撮ってLINEで家族に送ったことを思い出した。

 

その写真をプリントアウトすればいいのではと思いついて、iPhoneの中に残っていた治療計画書の画像を探し出し、長女さんにプリンターの電源を入れてもらって、布団の上で印刷をオーダーしてのだけど、プリンターに「紙がない」と拒否された。

 

仕方なく起き上がって、プリンターのところへ行って確認したら、紙はしっかり入っている。なのに何度頼んでも、「紙がない」の一点張り。

 

何をどうしても動かないので、出勤前で忙しそうな長女さんに相談して、なんとか動かしてもらったのだけど、プリントアウトされてきた画像が小さすぎてダメだった。

 

結局、亭主に頼んで書斎のプリンターで大きく印刷してもらった。最初からそうすればよかった。

 

入院期間を示す書類はどうしようかと亭主に相談したら、保健所からの入院勧告と、勧告解除の通知あると言われたので、それを見せることにした。

 

 

 

(´・ω・`)

 

 

計測。

 

血圧  154-89

脈  80

 

血圧高い。(;_;)

 

 

お昼

 

ドタバタと動き回ったせいで、すっかり体調悪化。

 

根性で食事はとった。

 

 

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シャケチャーハンと、味噌汁。亭主作。   

 

お腹が減っているはずなのに、食欲は全くなく、座っているのもつらかったけれども、休みながらゆっくり時間をかけて、なんとか完食。

 

ものを食べるのも、重労働だ。

 

 

午後の胸熱

 

一時半ごろに、保険会社の方が来た。

 

満期になった保険の手続きについて、説明を聞いて、端末にサインをした。書き込むところの多い紙の書類については、手が震えて書けそうになかったので、亭主に代筆してもらった。

 

今回の入院については、入院先の病院で、入院証明書を取ってきてほしいとのこと。月末の受診日に申し込んで、来年受け取ることになる。

 

頑張って用意した治療計画書や勧告書類は、必要なかった。  (;_;)

 

 

玄関先で保険会社の方と話していた時間は、15分か20分程度だったと思う。

 

話をすると、どうしても頻繁に咳がでる。 

 

繰り返し強く咳き込むうちに、胸の中が紙やすりで擦られているようにヒリヒリしはじめて、遠赤外線で炙られているような不自然な熱さと、メリメリと地割れが枝分かれして走るような、おかしな痛みが出てきた。

 

立っているのも難しくなったため、すみません限界きましたと告げて、お話を切り上げてもらった。

 

すぐに布団に横になり、そのまま4時間ほど、一度も起き上がれなかった。

 

 

 

 

晩ご飯。

 

「胸熱」は続いているけど、紙やすり的なヒリヒリ感や、地割れみたいに走る痛みは、ほぼ引いた。

 

 

 

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コロッケとソーセージ(市販品)、スライスした玉ねぎ、トマトとレタスとチーズのサラダ、根菜と油揚げの味噌汁、自家製ぬか漬け(大根とにんじん)、ごはん。亭主作。

 

ゆっくり完食。

 

食べるのは大変だけど、食べると元気が回復するのをはっきりと感じる。だから、頑張って食べる。

 

幸い、この数日、お腹の調子はそんなに悪くない。金曜日の通院では強い痛みに見舞われたけど、その後は多少胃が痛む程度で済んでいる。

 

食後に熱を測ってみたら、36.5度。平熱だった。

 

 

 

福祉サービス

 

 

食事が終わったころ、お世話になっているケアマネージャーさんから電話があって、亭主が出た。

 

私のコロナ入院後、息子の行動援護等の福祉サービスの時間を延長してもらえないかということで、亭主が相談していたらしい。

 

 

年内はリモートのみの亭主だけれど、年が明ければ出勤する日も増えてくる。リモートでも、そうそう離席できないこともある。

 

そうなると、息子の送り迎えの人手がない。

 

というわけで、亭主の相談を受けたケアマネージャーさんが、障害福祉課に問い合わせたところ、母親の私の病状が回復するまで、一時的な延長が認められたのだそうだ。

 

よかった。

 

 

 

だけど、私、いつ回復するんだろう。(´・ω・`)

 

 

分からないことを考えても、仕方がない。

 

 

いまは、とにかく無理せず過ごす。

しっかり食べる。