湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

コロナ療養日記

 

目が覚めて十数秒で、息子がCPAPのスイッチを切りに来た。

 

 

すぐには動けない程度にはだるいけれども、多少軽い感じがする。

 

胃が少し痛い。

 

起き上がって動いたときの咳は、出ることは出るけど、わりとすぐにおさまる。ありがたい。

 

朝ごはん。

 

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昨日のカレーの残り、ブナシメジと青野菜のスープ、トースト、ほうじ茶。亭主作。

 

食欲があまりなかったけど、ほぼ完食。

 

 

9時から病院の検査や診察の予約が入っているので、さっさと着替えして支度したいのに、食後、気持ち悪くなってなかなか動けず、ギリギリの時間になってしまった。

 

 

タクシーを呼んで、病院に着いたのが、9時ジャスト。10分前には病院に入ってと言われていたから、遅刻だ。

 

 

受付に、診察券や予約票、入院証明書の記入用紙を出して、検査室へ。

 

まず血圧と、酸素飽和度。正常な数値だった。

 

その後に採血。

 

例によって一度失敗されてから、手の甲から取ることに。

 

終わって、外のベンチに腰を下ろして、ふと手を見たら、血管が腫れ上がっていた。(;_;)

 

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採血後の止血が甘かったのだろうか。(;_;)

 

検査室から出てベンチに座るまでの数十秒間、バッグやコートを抱えたりしてたから、針刺したあとをしっかり押さえていなかった。

 

看護師さんに聞いたら、2週間くらいで腫れは引くとのこと。「お正月なのに、ごめんなさいね」と謝っていただいた。

 

冷やすといいそうだ。帰ったら、保冷剤で冷やそう。

 

痛みが出ないといいな。

 

(´・ω・`)

 

 

採血のあと、レントゲン呼ばれて立ち上がると、目の前が軽く暗くなった。脳貧血かなと思い、ゆっくり歩いたけど、身体が傾いてふらふらする。

 

レントゲンの撮影で直立するのも、CTで仰向けに寝るのも、とんでもない重労働に思えた。

 

入院中の撮影は、病室から車椅子での移動だったし、動くときにも手助けしてもらっていたけど、外来での検査は、そこまで親切にはしてくれない。今日は検査の患者さんが多いせいか、無言で急かされる感じで、ちょっとつらかった。

 

 

病院に着いたのが、朝9時過ぎ。

採血が終わったのが、10時過ぎ。

レントゲンとCTが終わったのが、10時半。

 

ほとんど座っていただけなのに、息が切れて、ぐったりしている。

 

CTのあたりで咳が出始め、撮影時に15秒間息を止めるのが大変だった。

 

 

そんな感じだったので、肺がどうなっているのか心配だったけど、お医者さんの説明では、

 

「だいぶ良くなってきてる!」

 

とのことだった。

 

入院中の肺炎真っ盛りの時、退院日1週間後、そして今日の、3回分のCTの映像を比較しながら見せてもらった。

 

肺炎真っ盛り時点では、肺の下の方に綿雪が降り積もったような白い影があった。お医者さんによると、

 

「すごく悪かった」

 

のだという。

 

でも退院1週間後の肺では、綿雪の領域がちょっとだけ縮退しているように見える。

 

そして今日の肺は、綿雪の領域が半分くらいに狭まっていて、しかも白い色が薄れていた。

 

素人目にも、たしかに回復していると分かった。

 

ただ、息苦しさなどの後遺症は、3カ月ほど続く場合があるとのことだった。

 

自分でも、座ってるだけで息も絶え絶えという、いまの状態から、簡単に回復できるとは思えない。

 

でも、無理をしなければ、それほど苦痛なく暮らしていられる。熱も出ないし、食事もとれる。

 

焦らずに回復を待とうと、改めて思った。

 

お医者さんには、咳止めを4週間分出すので、もし苦しいようなら、来月また受診してと言われた。

 

でも、今日の病院は、猛烈に混んでいたし、看護師さんたちも検査技師さんも、なんだか殺気立っていた。

 

うちの町では、私が退院したあと、クラスターが複数出たらしい。コロナ病棟も、きっと満員状態だろう。   

 

後遺症が苦しくなったら、かかりつけの病院の方に相談した方がいいかな、などと思いながら、会計を済ませて、明細や領収書を受け取ったのだけど、咳止めの処方箋が見当たらない。

 

会計の人のにそう伝えると、処方箋のオーダーが出ていないとのことで、お医者さんに確認の上で、処方箋を出してくれた。会計もやり直しになったので、受け取っていた明細や領収書を返して、新しいのを受け取った。

 

その処方箋を持って調剤薬局に行くと、すぐに薬を出してくれたのだけど、なぜか2週間分になっている。

 

薬剤師さんに、4週間分のはずだと伝えると、お医者さんに問い合わせた上で、4週間分出してくれた。

 

 

病院、大丈夫なんだろうか。(´・ω・`)

 

 

診察室で見たお医者さんの顔色、だいぶ悪かった気がする。

 

色々心配になった。

 

 

やっぱり、後遺症の件は、かかりつけのほうにしようかと思う。

 

 

 

 

帰宅したら、もう数秒も立っていたくないほど疲れきっていた。

 

 

少し休んでから、お昼を食べた。

 

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にんにくとベーコンのパスタ。亭主作。

 

食べ終わって、薬を飲んでから、夕方まで横になっていた。

 

 

午後

 

長女さんは仕事。 

 

亭主は、息子の介護施設に出かけた。

ケアマネージャーさんの仲介で新しく契約する福祉事業所の方との面談である。

 

面談には息子も同行して、これからお世話になるヘルパーさんと顔合わせしたとのこと。

 

 

(_ _).。o○

 

 

午後一時過ぎくらいだったか、家族がみんな留守にしているときに、生協の配達がきた。

 

なんとか玄関に出て、配達物を受け取ったものの、それを台所まで運搬する体力がない。

 

年内最後なので、食材をどっさり頼んであったのだ。

 

立っているのも無理と言いたくなる体調だったものの、冷凍ものや、冷蔵の肉類など、玄関に放置しておくわけにもいかない。

 

注文した自分を張り倒したいのを堪えつつ、最小限のものだけ冷蔵庫に収納し、芋や野菜などは放置して、布団に倒れこんだ。

 

そのまま夕食まで、一度も起き上がれなかった。

 

 

 

晩ご飯。

 

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鶏鍋、ぬか漬け、りんご、ごはん。亭主作。

 

そういえば、PCR検査の結果を待っていた日にも、亭主が作ってくれた鶏鍋を食べたのだった。あのときの鶏鍋は味覚異常のせいで苦かったけど、今日は美味しかった。

 

 

採血で腫れ上がった手の甲が、地味に痛むけど、気にしない。肺炎よりはマシだ。

 

 

 

今日は早めに寝ようと思ったのに、もう夜の11時だった。

 

 

睡眠導入剤飲んで、とっとと寝よう。