湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

毛の生えたfacebookに風光る

おはようございます。

タイトルが怪しい俳句なのは仕様なので気にしないでください。

 

 

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今朝の日記

 

六時に目覚まし時計で目が覚めた。

相変わらずの関節の痛みのせいで、起き上がるまで、十五分かかった。

 

いつものことだけど、動き出すと、痛みは徐々に消えていく。血行が回復するからかもしれない。けれども家事を始めてから十五分から三十分ほどは痛いままだから。痛くてもできる料理しかしない。

 

今日の末っ子の弁当は、おにぎり一個と、豚肉とほうれん草のスープ。少ないようだけど、具だくさんなので、これで足りる。

 

スープは多めに作って、他の家族にも出す。

 

お弁当のおかずがわりだから、スープには必ず肉か魚を入れる。鍋を火にかけると、肉魚愛好家の息子(22歳の重度自閉症)が、具を確認しにやってくる。頻度の高い順に並べると、豚肉、鶏肉、牛肉、タラ、サケ、シーチキン、となる。

 

息子が最近一番気に入っているのは、牛肉とトマトのスープで、これを作った朝は、ひと騒動起きる。息子に食べられないように、長女さんと末っ子の分は、さっさとスープジャーに入れてしまう。残った分を息子と亭主で分けるのだけど、一人前では我慢できない息子が、父親の取り分を狙って戦いを挑み(といっても、父親のスープ皿にスプーンを突っ込んで鹵獲しようとするだけだけど)、たいてい負けてカンシャクを起こすのだ。めんどくさいから、亭主の分のスープジャーも買おうかしらと思い始めている。

 

ちなみに、私の分は残らない。(´・ω・`)

 

 

夜9時からの、癒しのスープ

夜9時からの、癒しのスープ

  • 作者:〓山 かづえ
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2019/10/12
  • メディア: 単行本
 

 

 

ゲームその他

 

ふにゃもらけのバレンタインイベント、壁と床、ぬいぐるみなど、だいぶ揃ってきた。私にしては頑張っている。

 

ふにゃ君にバイトしまくってもらって、稼いだポイントで旅行に行きまくってもらって、そのお土産でランダムに手に入る素材で、アイテムを作る……という手順。

 

普段だと、家事などに紛れてログインし忘れて、アイテムを集めきれないのだけど、昨日は身体が痛いせいで、横になってじっとしているので、ゲームがよくはかどった。

 

はかどったといえば、最近またはじめた「キャンディクラッシュ」も、だいぶ進んだ。なんかのイベントらしくて、便利アイテムをたくさんもらえるので、それを使って難しい面を乗り越えている。ゲーム中のの音が、なんとなく脳に心地よいので、やり始めると止まらなくなる。失敗が続くとライフがなくなるから、嫌でも休憩することになるのだけど、それがなかったらキリなくやりそうである。ライフ消費システムのおかげで中毒にならずに済んでいる。

 

このゲームはfacebookと連携していないと、フレンドが作りにくい。facebookは嫌いだけど(理由は後述)、一人っきりでやっていても寂しいので、アカウントを作って、亭主に友だち申請した。競争する気は無い。私はたかだか500面あたりだけど、亭主は数千も先に進んでいるらしい。そんなに面があるというのもすごい。世界中の人が課金しながら遊んでいるのだろうから、開発や維持の予算がたくさんあるのだろう。

 

で、facebookの嫌いな理由である。

 

まず、やめたいと思ったときに、即座にアカウント削除することができない点。退会を申し込んでも、一か月ほどはデータを保有されたままで、しかもあの手この手で再ログインを誘ってくる。それでうっかりログインしてしまうと、退会が保留になってしまう(と記憶している)。

 

以前持っていたアカウントを削除したのは、乗っ取られて、お友だちに迷惑をかけたことがあったからだ。私になりすました何者かが、メッセージを通して、お友だちの個人情報(LINEアカウントなど)を聞き出そうとしていたのだ。呼びかけの口調が、全く私らしなくて異様だったので、どなたも騙されずに済んだけれども、もっと巧妙なやり方をされていたら、どんな被害があったかわからない。

 

それで反省して、認証方法を変えたり、日を置かずにログインするように心がけるなどしたけれども、うつ病たけなわの時期にそういうセキュリティ管理に心を砕くのがバカらしくなって、退会することにしたのだ。

 

それでなかなかスッキリアカウント抹消できない仕様であることを知って、うんざりしたというのが、大嫌いになった一番の理由である。

 

次の理由は、使いにくいということ。

プロフィールの編集など、プライバシーに関する情報の取り扱いが、どうにもわかりにくい。

 

基本情報に入力した情報を、自己紹介欄で公開するかどうかを選択するのだというのはわかるけど、パソコン版とiPhoneアプリ版とで、仕様がだいぶ違っていて、書いていると混乱する。私のようなおっちょこちょいは、個人情報を全世界に丸出しにしかねない。

 

もちろん何も書かなければ問題はないわけで、今回はプロフィールには触らないつもりだったのだけど、出来心で出身校など試しに書き込みしてみようかと思ったら、なんと、私の出身高校も出身大学も、出身大学院も、「無効の校名です」などと言われて蹴られるのである。どうやらfacebookは私に学歴のあることを認めないらしい。別にいいけど、なんか釈然としない。高校は女子校が共学化されたときに校名が変わってしまっているので、無効だと言われるのはわかるけれども、大学はいまも変わらず健在であるし、同窓の亭主のプロフィールには、ちゃんと大学名が入っている。

 

どうやら同じ目に遭っている人が他にもいるらしくて、Yahoo!の質問コーナーに問答があった。そのアドバイスによると「存在しない場所」であると設定すれば、どのような校名であっても書き込めるのだという。もしくは、その校名を実在するものとして、新たに設定する必要があるのだとか。

 

そういう対処法があることはさておき、大学名を亭主が記入できるのに私が記入を蹴られる理由は判明しない。もしかするとザッカーバーグの悪口をオフラインで言っていたのがバレたのか?  「よくも悪くも、なんかヤバそうな人」という印象は、私以外の人多くの人が感じているものだと思うんだけど、そうでもないんだろうか。まあいいや。プロフィールは書かない。インもしない。

 

 

 

昨日の日記

 

昨日は外出できなかった。

歩行はうつ病の薬と思って、今月に入ってから、毎日せっせと歩いていたのだけども、あちこち痛くてさすがに無理だった。うかつに冷やしたせいだ。やっぱり電気毛布買おうかな。(´・ω・`)

 

買い物は末っ子が行ってくれて、掃除や洗い物は長女さんがやってくれた。長男も今日は家にいて、姉に遊んでもらったり、iPadでマイクラをやったりして、機嫌よく過ごしている。

 

亭主だけ、休日出勤。入試の採点で、今週はずっと夜まで缶詰め作業だ。気の毒。(´・ω・`)

 

 

読書

 

漱石の「三四郎」を、半分ちょっとまで読んだ。

 

三四郎は、たぶん普通の青年なのだと思う。

 

秀才だけど、天才肌ではなく、心に固く決めた強烈な野望があるわけでもない。

 

きれいな女性を見かけるとガン見してしまうので、当の女性に気づかれて、いいように翻弄される。

 

おそらくは女性にとっても、それなりに魅力のある男性なのだろうけれど(見た目は推定イケメン)、せいぜい「アクセサリーとして、そばに置いておいても可」ぐらいの小粒扱いで、どうしても手放したくない、どこまでもついて行きたいと恋い焦がれたくなるようなタイプではないのだろう。

 

三四郎の一番のガン見対象である美彌子は、どうやら学者萌えの傾向があるらしくて、学者バカで実験オタクの野々宮君や、計り知れない知性と教養を持ち野心ゼロの広田先生の周りをふわふわと漂っている。三四郎は気づいていなさそうだけど、美彌子には、内心どちらかを自分の結婚相手にしたい気持ちがありそうに見える。

 

けれども、この二人には女性に恋するような素養がないから、美彌子を捕まえて自分のものにしてくれない。美彌子は学者を恋に落としたいのに、学者たちは恋に落ちる前に美彌子を分析して、イプセンのノラだのなんだのと、身もふたもないようなレッテルを貼り付けて、自分から引き離して片付けてしまう。

 

三四郎のように、自分への思いで心をいっぱいにしてくれる、心優しい若者は、美彌子にとっては、心楽しい相手かもしれないけれども、底が見えて退屈なのかもしれない。美彌子に言わせれば、十年後に出直してきてね、というところか。

 

時代が明治ではなく、平成か、せめて昭和(戦後)だったなら、美彌子は自分が大学に入って研究者を目指していたかもしれない。既存の女の人生には収まりがつかない自分を持て余して、学問の世界を知る男たちに引かれるしかなかった彼女が気の毒に思える。

 

そんな風に、なんとなく美彌子を自分に重ねて読んでいると、私でも三四郎は選ばないなと思うのである。