湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

腸活についての昨日の日記

おはようございます。

 

f:id:puyomari1029:20200214085626j:image

 

ふにゃもらけのお部屋はチーズ三昧仕様だけど、私自身は、同じ発酵食品でも、もっぱらヨーグルトとビフィズス菌で「腸活」を頑張っている。

 

理由は、この本を読んだから。

 

NHKスペシャル取材班「腸内フローラ10の真実」

やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実

やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実

 

 

腸内で短鎖脂肪酸を作り出してくれる善玉菌を増やすことで、肥満と糖尿病を予防し、うつ病を改善して、自閉症状の悪化をも防ぐこともできるという。そのメカニズムが、わかりやすく説明されている本だった。

 

善玉菌を増やすには、彼らのエサになる食物繊維をしっかりとって、睡眠を十分にとればよいとのこと。

 

また、ヨーグルト類に入っている乳酸菌は善玉菌だけど、彼らは自前の菌たちと違って、腸内では繁殖できず、数日で腸からいなくなってしまうので、効果を期待したいなら定期的に食べる必要があるとのことだった。

 

睡眠の崩れは善玉菌を減らすのだそうで、海外旅行で時差ボケを食らった人の腸内を調べると、善玉菌が驚くほど過疎っているのだとか。

 

 

というわけで、食事に野菜を増やして、夜は早めに寝ることにした。ヨーグルト類も、切らさずに食べてみようと思う。

 

 

 

腸と脳と関節

 

過敏性腸症候群」と言われる、お腹の不調が始まったのは、かれこれ十年以上も前になる。

 

小学校の特別支援学級に通っていた息子の登下校の付き添いで歩いている最中に、ひどい腹痛がしたり、食事の支度を終えてさあ食べようというときになると、食欲が失せて気持ち悪くなり、食べられなくたったりというのを繰り返していたのだ。

 

そういうお腹の不調について、何度か病院に相談して、検査なども受けたけど、たいてい「問題ありません」で終わった。

 

お腹の不調と時期を同じくして、手指の関節痛も始まっている。あまりに痛むので、リウマチを疑って検査を受けたこともあったけれど、結果は「灰色」で、はっきりしなかった。

 

息子が特別支援学校の高等部に進学したころには、膝も酷く痛むようになり、正座が全くできなくなった。

 

支援学校の生徒数激増のせいで、会議の出来るような大きな部屋が次々と教室に改装されてしまい、PTAの役員会が宿泊学習用の和室で開かれるようになってしまったため、膝を折って座ることの難しい私は、周囲の方々に事情を話して、足を伸ばして座ることを許していただいた。

 

痛みは、外科の痛み止めを飲んだり、整骨院のマッサージを受けたりすると、その時だけは軽くなるものの、根本的な解決にはならなかった。痛み止めは継続して飲んでいると胃腸を壊すし、整骨院で改善の見込みのない治療を長く続けていると、健康保険からクレームが来るので、どちらもやめてしまった。

 

お腹の不調と関節炎については、良くなったり悪くなったりと波があったものの、うつ病と診断されてからは、どちらもどんどん悪くなっていったと思う。

 

二年前の健康診断で血便があるといわれ、内視鏡検査を受けたところ、大腸ポリープの小さいのが一個だけ見つかった。良性のもので、検査中にちょん切って終了。それ以外には、特に異常は見当たらなかった。

 

あの検査のときには、私も終始ディスプレイをガン見していたけど、初めて見る自分の腸壁は、ツヤツヤしていて綺麗なものだった。

 

でも、ほんとに綺麗で問題ないなら、ポリープなどできないだろうし、長年続く不調なども起こらないはずである。

 

こちらのリウマチ科のクリニックのサイトには、関節リウマチの患者さんは、腸内細菌に異常を抱えているというお話が書かれている。

 

リウマチに関するお話

 

一部引用させていただく。

 

リウマチと腸内細菌
関節リウマチ(リウマチ)をネズミなどの実験動物で再現することが出来ます。リウマチの動物モデルです。このモデルを使った実験では、大腸菌由来の毒素であるエンドトキシンを動物に与えると免疫を狂わせ、関節炎が悪くなるという結果が得られています。また、リウマチ患者さんでは腸内細菌の分布の異常があることが報告されつつあります。

 

大腸菌は腸内細菌の一つで、大腸にいる代表的な悪玉細菌であることはよく知られています。もし大腸菌とこの菌が作るエンドトキシンを減らすことが出来 たらリウマチが改善する可能性があると考えられます。一般的には、ヨーグルトが腸内の代表的な善玉菌である乳酸菌を多く含み腸内の環境を改善し健康に 役立っていることは周知の事実です。

 

 

腸内の善玉菌が増えれば、胃腸の不調は改善されるだろう。

 

善玉菌が作る短鎖脂肪酸が、しっかり足りるようになれば、セロトニンなどの分泌も増えて、うつ病も改善するだろう。

 

長年の関節痛の原因が、悪玉菌が作り出す毒素のせいだとするなら、善玉菌を優位にしてやれば、解決するかもしれない。

 

 

つまり、腸内の善玉菌を増やして、悪玉菌を減らせば、私の抱える三大不調は、全部解決する可能性がある。

 

 

というわけで、「腸活」、本気で頑張ろうと思う。

 

十年以上も続く不調だから、そう一朝一夕に「治る」というものではないだろうから、根気よく、善玉菌の繁殖に努めるつもりである。

 

食物繊維をたくさんとって、十分に寝る。

それだけで、善玉菌は増える(はず)。

 

家事と睡眠に問題を抱える私にとっては、簡単なことではないけど、こんな痛みを抱えたまま残りの人生を送るのは御免だから、頑張るしかない。

 

成功すれば、今年の大晦日あたりには、関節痛や抑鬱に悩まされることなく、大掃除を難なくクリアして、おせちをバリバリこしらえる私が出現するかもしれない。