湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ゲームと広告

こんにちは。

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ふにゃもらけ(スマホのゲーム)で、広告(たぶんGoogle)動画が流れ始めたので、聴くともなしに聴いていたら、なんだかすごい内容だったので、思わず真剣に聞いてしまった。

 

それは、いじめによる自殺を防ぐために、いじめている人を告発することを予告する正義の広告(の歌)、というものだった。歌っているのは、”あべりょう”という人。

 

冒頭の歌詞で、いかにも実在しそうな具体的な学校名や児童の氏名を、いじめの当事者の情報のように挙げている。その上で、東京オリンピックの開会式に合わせて、いじめをする奴をぶっ飛ばす正義のYouTube広告を流すぜ、いじめられてるお前を解放するぜと歌う。

 

いじめ側の個人情報を晒し上げるとは一言も歌ってないけど、前後の流れでそう思わされるので、まるでテロの予告動画みたいな印象になっている。

 

これは賛否両論あるだろうなと思ったら、案の定そうみたいで、ざっとみた感じでは、否定的な意見のほうが多そうだった。ゲームや動画を楽しんでいる最中に、そういう深刻極りない主張を脳にねじ込まれたい人は少ないだろう。

 

私としては、この毒々しい広告動画が、いじめのために消えそうになっている誰かの命をたった一人でも救う可能性があるのなら、アリだろうなと思った。死なずに済む子と、その家族にとっては、全面的にアリだろう。ほとんど毒物といっていいほど激烈な副作用のある薬を使わなければ助からない病気があるのと、同じようなものだ。

 

ふにゃもらけのユーザーに、いじめられて苦しんでいる子がいるかどうかは、わからないけど、なんとなく、いなくはないような気はする。勝ち負けや、閉塞したコミュニティのないゲームだから。