(2005年10月2日)
ネットをフラフラしていたら、作家の瀬名秀明氏のブログにたどりついた。
瀬名秀明の本は「八月の博物館」を読んだきり。あれは結構好きだったので、ちょっと好感度は高い。
最新の記事で、ベンジャミン・リベットという人の「マインド・タイム 脳と意識の時間」(岩波書店)という本が紹介されていた。なんでも、もとの文章も翻訳もまずすぎて、「面白い実験もエキサイティングな考察もこれでは台無し」だとか。
この本、私がいま一番興味を持っている、脳の自由意志の問題を語っているので、買おうと思っていたのだが、ちょっと考え直すことにした。瀬名氏が丁寧に、ブログで要約文を書いてくれているので、それで満足してしまいそうである。
⭐︎過去日記を転載しています。