一日の大半、誰かに抱っこされて暮らし、それが当たり前と思っている、末っ子。
でも家族の食事の時間だけは、バウンサーに入れられる。
当然、おもしろくない。
一分でも早く抱き上げてもらおうと、「あー」とか「おにゃー」とか、色々な声をあげては家族の注目を引くのだけれど、なかなか誰も振り向かないと、ドスのきいた声で、
「ごるあぁぁぁっ」
と言う。
ちょっと、こわい。
一日の大半、誰かに抱っこされて暮らし、それが当たり前と思っている、末っ子。
でも家族の食事の時間だけは、バウンサーに入れられる。
当然、おもしろくない。
一分でも早く抱き上げてもらおうと、「あー」とか「おにゃー」とか、色々な声をあげては家族の注目を引くのだけれど、なかなか誰も振り向かないと、ドスのきいた声で、
「ごるあぁぁぁっ」
と言う。
ちょっと、こわい。