湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

成長

 幼児期の息子は丸顔で、初対面の人には必ず女の子とまちがえられたものだった。


最近ではすっかり面長になり、骨格もがっちりしてきて、まちがっても女の子には見えなくなった。末っ子が生まれて「兄」としての自覚も加わったせいか、妙に男くさく見えることも増えてきた。

 

それはまあ、いいんだけど・・・。


障害児手帳の更新に必要だというので、朝から息子の写真を大量に撮った。

何年も持つ手帳だから、できるだけいい顔に撮ってやりたいと思ったのに、寝ぼけてるのかナメてるのか、ロクな顔をしない。キレ長の目を細めてわざわざ白目を剥いいみたり、アゴ突き出して喧嘩売ってるような顔してみたり、かと思うと、ぼーっと口を半開きにしてアホのような表情をしたり。

 

撮った写真をパソコンに取り込んで表示してみたら、どれもこれも、ド田舎で調子くれてる不良みたいな顔。


なんか、心配になってきた。


去年までは、「笑顔がかわいい」というので、上級生たちからずいぶんかわいがられていて、やんちゃなワガママもかなり大目に見てもらっていた。

 

交替で特殊学級のお世話にくる子供たちの間でも、

 

「ボクが◯◯くんのお世話する」
「お前こないだやったじゃねーか。今日は俺だぞ」

 

なんて、取り合いになることもあったらしい(なぜか、男の子にばかりモテていたようなのが、ちと気になるのだが)。

 

でも、近頃の息子は、もはや競ってお世話したくなるようなタマには見えない。


喧嘩とか、売られないといいんだけど。

 

(2005年04月26日)