湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

読書メモ

今年に入ってから、読みすぎている。

 

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ほとんどがラノベだから、あっという間に読み終わってしまう。

 

ラノベだからといって、目の負担なライトなわけではない。それにこのままだと、年間500冊を超えかねない。節制しないとまずい。

 

でも、他にストレス発散の方法がないから…

 

読んだら読書日記を書く。

書くまで次の本は読まない。

 

何度も挫折している縛りだけど、他に節制の手段も思いつかないから、また頑張ってみようと思う。

 

(´・ω・`)

 

で、とりあえず、昨日と今日で読んだ本。

 

顎木あくみ「わたしの幸せな結婚」(ガンガンコミックス)

 

 

Kindleではなく、無料漫画サイトでみつけて、1巻目だけ読んだ。

 

典型的なドアマットヒロインもののファンタジーだけど、舞台となっているのはヨーロッパ風の異世界ではなく、大正期くらいの日本。歴史上の大正時代とは違って、異能を持つ帝が国を治め、異形の存在と戦う軍隊が存在している。

 

そんな国で、異能者の名家に生まれながら、主人公ら異能を持たないために、実父に見捨てられ、義母と義妹に虐待されながら育つのだけど、厄介払いのように決まった嫁ぎ先で、運命的な出会いに恵まれ……

 

という感じの、いわゆるシンデレラストーリーだけれども、苦難や機嫌が次々と襲いかかってくるので、結婚に至るまでの道のりがかなり長くなりそうだ。

 

Kindle版では原作小説の1巻目が読み放題になっていたので読んでみたら、続きがとても気になったので、3巻目まで購入して読了。

 

 

 

 

主人公の美世は、無能力者であるという負い目に加えて、虐待された育ちのせいで自己肯定感が恐ろしく低く、常に徹底的に自信がない。

 

それに対して縁談相手の久堂は、強大な異能の持ち主であるばかりか、女嫌いで他人に気を許さず、美世に対しても最初から拒絶的な態度しか取らない。

 

この二人、結婚できるんだろうかと思いつつ読み始めたけれど、美世の異様な打たれ強さと、邪心のなさに気づいた久堂が、徐々に心を開いていく。

 

ただ、甘える方法を知らない美世と、デレる才能が全くない久堂なので、ちょっといい雰囲気になっても、すぐに気持ちがすれ違って拗れてしまって、なかなか関係が進展しない。

 

その上、双方の困った身内だの、邪悪な宗教団体だのに妨害されて、平穏がしょっちゅう破られるから、結婚の見通しもなかなか立たない。

 

もしかしたら、読者が焦らされることを楽しむための作品かもしれないと、3巻目まで読んできがついた。

 

焦らしにつられて一気に3巻まで読んじゃったけど、続きはゆっくり読もう。