湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ねこたま日記(11月8日)

こんにちは。

 

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朝、七時過ぎに起床。

 

朝食(ピザ風トースト、亭主作)を食べて、長女さんを病院に送り、そのあとショッピングモールで買い物して帰宅したのだけど、買う予定だった洗剤を忘れているのに気がついた。

 

忘れないように、わざわざLINEにメモまでしていたのに。😱

 

このところ、こういう物忘れがものすごく増えている。直近の出来事が、瞬時に消去されるのだ。

 

人の名前、予定なども、物凄い勢いで忘却するので、油断ならない。

 

 

脳トレ、頑張ろう……

 

息子(25歳・重度自閉症)は、昨晩ショートステイだった。今日の夕方、ヘルパーさんの付き添いで帰宅予定。

 

午後は長女さんを病院に迎えにいき、夜は、末っ子をバイト先まで迎えにいく予定。

 

 

 

(_ _).。o○

 

昨日の読書。

 

 

天野純希「サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞」を、八割がた読み進めた。もうすぐ読み終わる。

 

 

「異聞」だけれども、朝日文左衛門のダメさ加減には、あまり変化がない。

 

惚れっぽくて、飽っぽい。

 

好奇心は溢れるほどあるけれど、あれやこれやと手をつけても、何一つモノにならない。

 

快楽に流されやすくて、我慢がきかない。

アルコール依存症で、女性関係にもだらしない。

 

ただ、決して悪い人間ではない。

情も愛嬌もある。

 

妻には見限られても、愛人には惚れられるのだから、何かしら魅力のある人物ではあったのだろう。

 

悪友たちや師匠にも、愛されていたようだ。

 

正直私は、朝日文左衛門のような人物が好きではないので、彼の小市民的なダメさがダラダラと語られる「異聞」には、序盤で嫌気がさしかけた。

 

それでも読み進めたのは、生きている間ずっと、克明に執拗に書き続けられたという、「鸚鵡籠中記」の異常さが、この「異聞」にも染み渡っているのを感じたからだ。

 

もしも、朝日文左衛門が江戸時代の延宝ではなく、現代日本の平成の生まれだったなら。

 

やっぱり女性関係で身を持ち崩し、アルコール依存症のダメ人間になっていたかもしれない。

 

けれども、下世話な事物に対する旺盛な好奇心と、書かずには暮らせないという天分を生かすことができたなら、尾張藩の御畳奉行として生きるよりも、もっと充実感を得られる職場に巡り会えたかもしれない。

 

誰か、「鸚鵡籠中記 転生編」を書いてくれないかな…