こんにちは。
朝、七時過ぎに起床。
朝食(ピザ風トースト、亭主作)を食べて、長女さんを病院に送り、そのあとショッピングモールで買い物して帰宅したのだけど、買う予定だった洗剤を忘れているのに気がついた。
忘れないように、わざわざLINEにメモまでしていたのに。😱
このところ、こういう物忘れがものすごく増えている。直近の出来事が、瞬時に消去されるのだ。
人の名前、予定なども、物凄い勢いで忘却するので、油断ならない。
脳トレ、頑張ろう……
息子(25歳・重度自閉症)は、昨晩ショートステイだった。今日の夕方、ヘルパーさんの付き添いで帰宅予定。
午後は長女さんを病院に迎えにいき、夜は、末っ子をバイト先まで迎えにいく予定。
(_ _).。o○
昨日の読書。
天野純希「サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞」を、八割がた読み進めた。もうすぐ読み終わる。
「異聞」だけれども、朝日文左衛門のダメさ加減には、あまり変化がない。
惚れっぽくて、飽っぽい。
好奇心は溢れるほどあるけれど、あれやこれやと手をつけても、何一つモノにならない。
快楽に流されやすくて、我慢がきかない。
アルコール依存症で、女性関係にもだらしない。
ただ、決して悪い人間ではない。
情も愛嬌もある。
妻には見限られても、愛人には惚れられるのだから、何かしら魅力のある人物ではあったのだろう。
悪友たちや師匠にも、愛されていたようだ。
正直私は、朝日文左衛門のような人物が好きではないので、彼の小市民的なダメさがダラダラと語られる「異聞」には、序盤で嫌気がさしかけた。
それでも読み進めたのは、生きている間ずっと、克明に執拗に書き続けられたという、「鸚鵡籠中記」の異常さが、この「異聞」にも染み渡っているのを感じたからだ。
もしも、朝日文左衛門が江戸時代の延宝ではなく、現代日本の平成の生まれだったなら。
やっぱり女性関係で身を持ち崩し、アルコール依存症のダメ人間になっていたかもしれない。
けれども、下世話な事物に対する旺盛な好奇心と、書かずには暮らせないという天分を生かすことができたなら、尾張藩の御畳奉行として生きるよりも、もっと充実感を得られる職場に巡り会えたかもしれない。
誰か、「鸚鵡籠中記 転生編」を書いてくれないかな…