今週は、なんとか歩けている。
うつ病対策のために、無理矢理にでも外出案件を作って、とにかく3000歩を越えるようにする。
三日続けたら、少しずつ行動意欲が戻ってきて、家事をする苦痛が減った。
多少まめに片付けものをしたり、やろうと思っていたことを思い出したり。味気ない生活に、春めいた色彩が戻ってきた感じがする。
今朝は目覚めた時からやりたいことが溢れるように湧いてきた。身体の痛みが減ってきたことも、気持ちを明るくしてくれている。
末っ子(18歳)から大学の講義の話を聴くのが楽しい。自分もいろいろ勉強したくなって、うずうずする。
一昨年、昨年と、春先から長期入院になっていた長女さん(26歳)も、今年の春は調子を崩さず、しっかり生活を維持できていて、ほんとうにありがたい。精神医学や福祉の現場で、自閉症の二次障害についての理解が進んできたおかげでもあると思うけれども、なによりも、長女さん自身の健やかに生きようとする努力が身を結んできているのだと思っている。
息子(25歳・重度自閉症)は、またダイエットが進んだようで、先月よりも体重が減ったと、介護施設から連絡があった。この一年半ほどで、94キロから78キロまで落ちた。顎回りがほっそりしてきただけでなく、メタボそのものだったお腹周りもストーンと平になってしまった。
小学校高学年から続いていた息子の過食が落ち着いたのは、精神科でデパケンを処方されるようになってからで、それと同時にパニックの頻度も激減している。そのおかげで、どれほど我が家の生活が穏やかになったか、計り知れない。
息子がデパケンを処方されることになったきっかけは、2年前の長女さんの入院だった。息子の問題行動や関係性が、長女さんにとって強いストレスになっていたこともあり、長女さんの主治医に相談したところ、デパケンを勧めていただいたのだ。
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さて、今日も歩きに行こう。