湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

お掃除日記(10)想定外

今日のお掃除の脳内BGMは、椎名林檎の「人生は夢だらけ。

 

 

軽やかなメロディだけど歌詞の中身はちゃんと聴くととても重い。ところどころ痛い。でも好きな曲だ。

 

 

連日連夜、気が遠くなるほど物を処分し続けていたら、ようやく片付け作業の出口が見えるようになってきた。

 

不用品でぎゅうぎゅうだったクローゼットや押入れは、いまではスカスカになっている。しまう場所がなくて床などに出しっぱなしだった物も、大半は収納できた。

 

 

もっともベランダに出してある粗大ゴミはそのままだし、室内の日用品類にもまだ処分の余地はある。ブックオフに行けないせいで、売却予定の書籍やCDも、床に積み上がったままだ。

 

だけどとりあえず、片付く見通しは出来たのだから、人外魔境の領域からは抜け出せたのではなかろうか。

 

 

 

 

と思ったけど、甘かった。

 

 

 

 

数年前から2畳ほどのスペースのレンタルルームを借りていて、自宅に置ききれない物をそこに預けているのだけど、私の新型コロナ感染などのゴタゴタがあったせいで、もう一年以上もほったらかしのままだった。

 

昨日の午後、末っ子を伴ってそのレンタルルームに行ってみた。

 

緊急事態宣言下なので、ブックオフに本を売りに行くのは自粛して、そのかわりにレンタルの物品の整理をしようと思い立ったのだ。

 

 

最後に手入れをしに行ったとき、古くなった衣料品など、かなりの量のものを取り出して処分したような記憶があったので、それなりにスペースは空いているだろうと思っていた。

 

 

底面積2畳、高さ180センチほどのレンタルルーム内は、たしかにぎゅうぎゅう詰めの状態ではなかった。天井まで30センチは空いていたのだから。

 

けれどもその下には、本がぎっしり詰まったダンボール箱が数十個と、その他ありとあらゆる形状のガラクタが、手の施しようのない組み木パズルみたいに押し込まれていた。

 

 

今月に入って処分した物量に匹敵する体積が、そこにはあった。

 

 

 

頭の中で椎名林檎の替え歌がサイレンのように鳴り響いた。

 

 

この人生はーゴミだらけーーーーーーー

 

 

 

(;_;)

 

 

末っ子に手伝ってもらって、燃えるゴミの日に出せそうな物だけを選んで、持てるだけ持ち帰った。

 

 

ダンボール数十箱の本のことは、考えただけでも目眩がする。緊急事態宣言が終わったとしても、全部を自力でブックオフに持ち込むのは厳しすぎる。まだ家にも処分予定の本の山があるのだから。

 

 

思い切ってネットの買取サービスを利用することにした。

 

慣れないことをするのはものすごく気が進まなかったけど(手続きとか理解するのが超面倒)、背に腹はかえられない。

 

頑張ってネットオフの買取サービスを申し込んだ。

 

来週にはサービスのダンボール箱が6つ届くので、それに詰め込んで集荷してもらう。

 

うまくいくようなら、できるだけコンスタントに処分していこう。

 

 

レンタルルームの数十箱と、その他のガラクタについては、家にある本の山が片付いたら手をつけよう。

 

 

いつになるかわからないけど。(´・ω・`)

 

 

それにしても、くたびれた。

 

片付けの底が見えたと歓喜して舞い上がった直後にレンタルルームの現実直視で突き落とされたのが痛かった。全部自分のせいだけど、痛いものは痛い。

 

ときどき自分でも忘れているけど、一応鬱病患者なのだった。

 

 

あんまり無理しないように気をつけよう。