今日のお掃除の脳内BGMは、椎名林檎の「人生は夢だらけ。
軽やかなメロディだけど歌詞の中身はちゃんと聴くととても重い。ところどころ痛い。でも好きな曲だ。
連日連夜、気が遠くなるほど物を処分し続けていたら、ようやく片付け作業の出口が見えるようになってきた。
不用品でぎゅうぎゅうだったクローゼットや押入れは、いまではスカスカになっている。しまう場所がなくて床などに出しっぱなしだった物も、大半は収納できた。
もっともベランダに出してある粗大ゴミはそのままだし、室内の日用品類にもまだ処分の余地はある。ブックオフに行けないせいで、売却予定の書籍やCDも、床に積み上がったままだ。
だけどとりあえず、片付く見通しは出来たのだから、人外魔境の領域からは抜け出せたのではなかろうか。
と思ったけど、甘かった。
数年前から2畳ほどのスペースのレンタルルームを借りていて、自宅に置ききれない物をそこに預けているのだけど、私の新型コロナ感染などのゴタゴタがあったせいで、もう一年以上もほったらかしのままだった。
昨日の午後、末っ子を伴ってそのレンタルルームに行ってみた。
緊急事態宣言下なので、ブックオフに本を売りに行くのは自粛して、そのかわりにレンタルの物品の整理をしようと思い立ったのだ。
最後に手入れをしに行ったとき、古くなった衣料品など、かなりの量のものを取り出して処分したような記憶があったので、それなりにスペースは空いているだろうと思っていた。
底面積2畳、高さ180センチほどのレンタルルーム内は、たしかにぎゅうぎゅう詰めの状態ではなかった。天井まで30センチは空いていたのだから。
けれどもその下には、本がぎっしり詰まったダンボール箱が数十個と、その他ありとあらゆる形状のガラクタが、手の施しようのない組み木パズルみたいに押し込まれていた。
今月に入って処分した物量に匹敵する体積が、そこにはあった。
頭の中で椎名林檎の替え歌がサイレンのように鳴り響いた。
この人生はーゴミだらけーーーーーーー
(;_;)
末っ子に手伝ってもらって、燃えるゴミの日に出せそうな物だけを選んで、持てるだけ持ち帰った。
ダンボール数十箱の本のことは、考えただけでも目眩がする。緊急事態宣言が終わったとしても、全部を自力でブックオフに持ち込むのは厳しすぎる。まだ家にも処分予定の本の山があるのだから。
思い切ってネットの買取サービスを利用することにした。
慣れないことをするのはものすごく気が進まなかったけど(手続きとか理解するのが超面倒)、背に腹はかえられない。
頑張ってネットオフの買取サービスを申し込んだ。
来週にはサービスのダンボール箱が6つ届くので、それに詰め込んで集荷してもらう。
うまくいくようなら、できるだけコンスタントに処分していこう。
レンタルルームの数十箱と、その他のガラクタについては、家にある本の山が片付いたら手をつけよう。
いつになるかわからないけど。(´・ω・`)
それにしても、くたびれた。
片付けの底が見えたと歓喜して舞い上がった直後にレンタルルームの現実直視で突き落とされたのが痛かった。全部自分のせいだけど、痛いものは痛い。
ときどき自分でも忘れているけど、一応鬱病患者なのだった。
あんまり無理しないように気をつけよう。