こんばんは。
山姥様のブログで、私のコロナ療養日記について、取り上げていただきました。
コロナうつ コロナ太り 後遺症 新型コロナウイルスの影響力 - 山姥の戯言日記
私のような粗忽者の療養の記録を、真摯に受け止めて記事にしていただき、本当にありがとうございます。
いろいろと情けない状況を日々綴っておりますが、読んでくださった方の「コロナ孤独」が少しでも癒されるなら、この上なく嬉しく思います。新型コロナは、感染してもしなくても、人を孤独にするウィルスなので。
「療養日記」は、発症前の半分ほどの家事労働ができるようになるまでは、書き続けるつもりです。それが3ヶ月先になるか、半年先になるかは、私にも想像がつきません。
もしかすると今年の大晦日も、紅白を眺めながら「療養日記」を書いていたりするかもしれませんけど、そうなったら、ヤケクソで誰も読まないような大長文の日記を書き殴りそうな気がします。それはそれで面白いかも、というくらいの気持ちで、気負わずにゆるゆると健康回復を目指すつもりです。
山姥様をはじめとして、私が心の中でこっそり闘病仲間と勝手に思っているブログの皆様が、無事にコロナ禍を乗り切られますように祈っています。
1月16日(土)朝
寝覚めの頭痛。これで何日めだろうか。
痛む場所は左目上から側頭部にかけて。これも同じ。
だいぶガンガンするので、さっさと起きて朝食を取り、バファリンを飲んだ。
土曜日だけど、末っ子は模試のために登校。
朝ごはん。
きのうのカレーの残りと、トースト、野菜ジュース。
一晩おいたカレーは美味しかったのに、胃が止まってしまって、全部は食べられなかった。無念。
きのうの通院の疲れが、どーんと残っている。
でも先月の通院のときよりは、だいぶマシになっているようにも思う。
朝の分の処方薬を飲もうとして、甲状腺ホルモンの薬の在庫がないことに気がついた。うっかりしてした。
土曜日だけど、かかりつけの内科は開いている。
主治医の診察日じゃないけど、背に腹はかえられない。チラージンの服用をサボると身体がガタガタになるし、そうなってから病院に行ったりすると、お医者さんにとっても怒られる。
昨年、コロナのせいで外出が億劫になり、通院を散々引き延ばした挙句に血液検査を受けに行ったら、甲状腺ホルモンの血中濃度が基準値を下回ってしまっていて、外来で雷を落とされた。
思えば高血圧気味になったのも、そのころだった。
雷を落としてくれたお医者さんは、高血圧もチラージンをサボったせいじゃないかと言っていたけど(それで二重に叱られた)、私はコロナで外出を避けるようになったせいじゃないかと思っている。つまりは運動不足とストレスだ。
精神科の外来でも、無呼吸症候群の外来でも、高血圧について報告すると、
「コロナストレスでしょう」
「歩くのがいいですよ」
と言われた。基礎疾患持ちの身で万が一にも感染したらと思うと、なかなか出歩く気にならず、自宅に引きこもって、ちょっとばかり体操しては三日坊主で終わっていたものだ。
そのころの私に言ってやりたい。
とっとと外にでて、人通りの少ない道を選んで歩けと。
ストレスを溜め込んで引きこもるより、適度に運動して血圧下げて、ついでに余計な体脂肪とか脂肪肝とかも削ったほうが、私の場合、よっぽど重症化のリスクを下げたはずだ。
うん。
歩けるようになったら、今度こそ歩こう。
話が横道にそれた。
なにはともあれ、雷回避のために、午後から内科に出かけてチラージンを処方してもらうことにした。
1月16日(土)午後
お昼ごはん。
買い物に出た亭主が、海鮮丼を買ってきてくれた。
マグロ大好きなので、食欲がなくても食べられる。
野菜ジュースと一緒に美味しくいただいた。
内科
食後、ゆっくり休んでから、タクシーを呼んで病院へ。
受付してすぐ血液検査に回された。
血を抜かれている最中に、診察の順番が来て呼ばれたので、ちょっとあわてた。外来、ずいぶん空いているようだ。
ここの病院は、診察前に自分で血圧計で血圧を測るルールなので、呼び出しの看護師さんに待ってもらって、計測した。
血圧 128-70
脈 114
血圧がいい感じだったので、ちょっとウキウキしつつ診察室へ。
そして、叱られた。
「なんで午前中に来なかったの? 午前中なら○○先生(主治医)の診察受けられたのに!」
「あー、頭痛がしてて、具合も悪かったので」
「具合が悪いなら、なおさら早く来なくちゃダメでしょうが! 」
(;_;)
叱られた理由は、脈が早すぎたから。
コロナ入院中に、甲状腺ホルモンの血中濃度が基準値を下回ったので、一時的にチラージンを増量していたのだけど、退院後の12月に受けた血液検査では、ちょうど正常値に収まっていた。それで、しばらく増量したままで行こうと主治医が判断したのだ。
だけど、私の脈拍が早かったために、若いお医者さんは、甲状腺ホルモン過剰を疑ったのだ。
「チラージンが多すぎると、脈が早くなっちゃうんですよ! だけど内分泌系の薬は、いつも診ていない医師がいじるべきじゃないんですよ! あー悩ましい! 具合の悪いのだってチラージンが多すぎるせいかもしれないでしょ! だから午前中に来てればよかったのに!」
一応意見を行ってみた。
「でも、さっきの血液検査の甲状腺ホルモンの数字って、来週にならないとわからないですよね。脈の早いのは、コロナ入院中からずっとでしたし、具合の悪いのは、コロナの後遺症っぽいんですけど」
「コロナの? 後遺症?」
「そうかな、と」
「……」
「……」
「だけど脈はねえ」
「チラージンが多すぎると、バセドウ病と同じになるってことですよね」
「そう!」
「でもそれ、血液検査の結果でないと、結局わかんないですよね」
「……」
「……」
「というわけで! 選択肢がいくつかあるわけだけど、どうするかな。まず一つは、来週月曜に内分泌の先生の外来があるから、それを受診する。次の選択肢は、火曜日の○○先生(主治医)の診察を受ける」
「あー、火曜日は混むから木曜にしてくれって、前に言われました」
「ということは、三つ目の選択肢として、木曜日に受診」
「それでお願いします」
「というわけで、チラージン1週間分、いままでと同じ量で出しとくね! ロドリガは?」
「そっちはまだ残ってます」
「じゃ、チラージンだけね!」
なんか、叱られ損だった気がするんだけど、気のせいだろうか。
(´・ω・`)
それと、「具合が悪いならなおさら早く来るべき!」と言いつつ、「コロナ後遺症」の件は、きっちりスルーされたような気も……。
まあ、とにかく来週受診すれば、甲状腺ホルモンについてははっきりする。
薬局で1週間分のチラージンだけもらうはずだったのに、なぜかロトリガも1週間分処方されていた。残ってるって言ったのに。
この1か月で、薬の処方を二回間違えられている。
前回は、コロナ入院していた病院の外来だった。
うちの近隣はコロナ感染者が激増していて大変なので、コロナ受け入れをしていない病院も、いろいろな形で分担して事に当たっていると聞く。
お医者さん、みんなとても疲れてるのだと思う。
無駄に叱られたのは、気にしないことにした。
1月16日(土)夜
晩ご飯。
鶏鍋。亭主作。
みかん。野菜ジュースも飲んだ。
この1週間、毎日入浴できている。
確実に体力は戻っていると思う。
さて、マッサージしてから、寝よう。
おやすみなさい。