湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

【健康・読書】描かない、書かない、読んでるだけ

こんばんは。

 

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貼り付けた画像に特に意味はありません。昔のラクガキです。

 

そういえば、絵画教室、ずっと行ってない。

3月に休講の電話連絡が来た時、今後の予定はホームページでみてくださいと言われたものの、カルチャーセンターのホームページには情報がない。

 

長時間座って絵を描けるだけの体力が戻ったら、電話で確認しようと思いながら、延ばし延ばししているうちに、6月になってしまった。

 

四年通った教室、このままだと、フェイドアウトする感じで辞めることになるかもしれない。

 

もったいないけど、いまは、体力に無理がかかることは、頑張れない。

 

元気出たら、また描こう。

 

 

 

体調メモ

 

つらい痛みのあった口内炎が、昨日ようやく治った。頻繁にうがいや歯磨きをして口の中の清潔に気をつけつつ、市販の軟膏を塗って頑張った。

 

 

 

服薬確認。

朝と昼のお薬は飲んだ。

あとは、夜と寝る前。

 

血圧は、136-78。

 

 

読書

 

この数日、「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」(三嶋与夢 著)という、ものすごく壮大な異世界転生大長編ファンタジーラノベを読みふけっていた。

 

壮大で読みやすい長編小説に没頭すると、体調の悪さや身体の痛みを忘れさせてもらえるので、大変有り難い。

 

ただ、ほかのことが疎かになってしまうという弊害がある。

 

おかげでこの数日、軽い運動の日課とか、服薬とか、血圧測定とかブログ更新とかが、だいぶ滞った。しかも、飲んだ睡眠導入剤がちっとも効かず、だいぶ夜更かしを重ねた。

 

どう考えても身体に悪いので、しばらくは控えよう。

 

で、「乙女ゲー世界はモブには厳しい世界です」の読書メモ。

 

私は「小説家になろう」サイトで無料公開されているものを読んだのだけど、すでに六巻ほど書籍化されて、漫画にもなっているようだ。

 

 

主人公は、二十代のサラリーマン男性だった人。ワガママで小狡い妹に乙女ゲームの代行プレイを押し付けられて、無理を重ねてやり込んだために、うっかり過労で死んでしまう。

 

で、直前までプレイしていた乙女ゲームにそっくりな異世界だった。

 

そこまでは、近頃のラノベで定番の展開だけれども、このお話の主人公は、乙女ゲームに登場する王侯貴族たちの華やかなラブストーリーとは全く無縁の、モブでしかない貧乏貴族の三男坊として生まれ落ちる。

 

父の側室の息子だった主人公は、貴族の通う学園(高校相当?)へ進学する年齢になったとき、底意地の悪い本妻の意向で、五十代女性の再婚相手として売り飛ばされそうになった。その女性というのは、若い男と結婚しては虐待の限りを尽くし、飽きたら適当に処分して別の男と再婚するということを繰り返している、とんでもない悪女だった。

 

どう考えても早死確定の縁談を断固拒否した主人公は、家を飛び出して冒険者になり、命がけで古代文明のロストアイテムである、高性能AIを搭載した宇宙船を発見して、自活の道を切り開く。そこからは、平和で無難な人生が送れるはずだった。

 

ところが、自力で入学した学園で、主人公は、ゲームの主要人物たちの行動がおかしいことに、気づいてしまう。

 

ゲームでヒロインと結ばれるはずの、いわゆる「攻略対象」の男子生徒たちが、なぜかヒロインに見向きもせず、相手構わず色目を使う女子生徒(実は主人公の前世の妹)に夢中になって、彼女を中心に据えた逆ハーレムを形成しているのだ。

 

ゲームでは、ヒロインが「攻略対象」の男子生徒と結ばれないと、ラスボスに勝つための条件が揃わず、国が滅ぶことになっている。

 

その経緯を熟知している主人公は、モブとしての平穏な人生を守るために、主要人物たちの行動に介入するのだけど、捨て身で頑張れば頑張るほど、状況はゲームの筋とはかけ離れて、バッドエンドのフラグばかりが立っていく。

 

隣国の侵攻。留学先での暗殺未遂やクーデター。さらには人類の存亡を賭けた大戦争

 

そうした試練を力技で切り抜けていく主人公は、モブでありたいという願いとは裏腹に、出世に出世を重ねて、主要人物たちが果たすはずの役割を、ぜんぶ引き受けることになってしまう。

 

その過程で次第に明らかになっていく、主人公が前世で生きた現代日本と、転生先のハイテクな魔法世界との、意外なつながり。

 

いろいろ驚いたけど、乙女ゲームそっくりの異世界だと思っていた転生先が、実は最終戦争で一回滅び、旧人類が死に絶えて、勝ち残った新人類の手で新たに作られた地球文明の「その後」の姿だったという、壮大な仕込みに、一番驚かされた。

 

いや、驚いたというよりも、作者さん、よくここまでの遠大な仕込みを存分に生かして、主人公たちを、それぞれの個性のままに動かしまくって書き上げられたなあという、その執筆の体力パワーに頭の下がる思いである。

 

小説家になろう」では、一応完結しているれけど、後日談的なショートストーリーなどは、まだ更新があるようだ。

 

 

ラノベを一気読みする傍らで、少しづつ読んで楽しんでいる、片桐はいり「わたしのマトカ」。

 

わたしのマトカ

わたしのマトカ

 

 

今日読んだところには、ヘルシンキの寿司屋の話が出てきた。フィンランドだからサーモン握りなどが多いのかと思ったけれど、日本の定番のものとは様子のちがう、ちょっと変わった寿司もあるらしい。

 

気になってネット検索してみたら、フィンランドの寿司屋情報が、結構たくさん見つかった。

 

ブルーベリー軍艦

いちご寿司

いちごジャム寿司

カモシカ寿司

 

一体どんな味なんだろう。

食べる勇気はないけど気になる。

 

フィンランドだけでなく、北欧やロシアでは、しばらく前から寿司が流行しているそうで、寿司屋の数がだいぶ増えているのだとか。アメリカのカリフォルニアロールみたいに、現地で独自の枝分かれをしている寿司も、きっといろいろあるのだろう。ロシアの寿司の写真をいくつか見たけど、それらはもはや寿司ではない、別の何かだった。