息子(5歳・重度自閉症)が、生まれてはじめて、三語文をしゃべった。
「あいあっ、ほっしー、ぎうにゅっ!」
若干、発音にひずみがあるが、ふつうの日本語の音韻体系に即して変換すると、次のような意味になる
「あだは、ほしい、ぎゅうにゅう!」
息子の家庭内での愛称は「あだ」である。
つまり、「自分は欲しい、牛乳を」、と言ったのである。
見事な言語使用である。
構文が日本語じゃなくて英語風なのには、このさい目をつぶっておこう。
(2003年1月23日)
※過去日記を転載しています。