長女さん(6歳)を枕にすると、たいへん快適である。頭にぴったり、フィットする。
なので、長女さんが寝そべって本など読んでいると、すかさず枕になってもらう。いい枕だわ~、とおだてると、長女さんもちょっと得意らしくて、しばらくのあいだは、じっと枕になってくれる。が、そのうち飽きて、暴れ出す。
「もうちょっと枕しててよ。ちょうど眠れそうなのに~」
と苦情をいうと、
「枕にも、事情があるのよ」
とか、
「サービスで、踊ってあげてるのよ」
とか、いわれたりする。がっかりなのだが、考えてみれば、じーっと動かず、親の枕になってる子供というのは、不気味であるから、これでいいのだと思う。
(2002年12月1日)
※過去日記を転載しています。